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あかつき。

新年が始まる
ボクは生まれてから
新年の挨拶を
まともにできたことが無い
保護者らが高齢者が多い
これも理由の1つ

1年に1人亡くなると
ボクの保護者らの
1人なのでボクは喪中だ

もちろん
生まれてすぐ
母が亡くなってるので

誕生日が
母の命日

ちいさなときは
ひとの死が恐ろしく

我が身が
呪われてると
感じたり悲しみが
たびたび襲った

虐待や虐めの連続で
日々の暮らしで
「疎外」を
感じない日が無かった

どんなに優しい人々も
どんなに親切な人々も
ボクの心を埋めることは
1度も無かった


なぜか


自分自身のこころが
弱っていたからだ

すべてを何かのせいにしてた
何もかも誰かのせいにしてた

変わり者と呼ばれた
おかしい子
キモチ悪い子
はたまた
神童じゃないか
天才児なんだ
ギフテッドだ

悪くも云われ
良くも云われた
しかし

そのどれもが
大きく的外れで
冷やかしでしかない

日々
好奇な目に晒され
疎ましがられ
重篤な病を抱え

明日
命がつきても
まったくおかしくない
状況を生きた

お可哀そうにと
お情けの声
聞こえることもあった
しかし

ただ1度も
受け入れ
抱きとめてもらうことは
無かった

父の親族は
いっせいに手を引いた

父は新しい母親を
ボクに与えることだけが
すべてだと
勘違いしたままだった

新しい母が
幼児虐待で親族らから
訴えが出てはじめて
慌てた

ボクの施設の仲間は
年齢も性別もバラバラ

ボクは施設も
1つに限らず
様々な団体に保護された

仲間はたくさんできた
それでも
ボクと暮らす人は無かった

そのあいだに
母の親族
保護者らは様々な努力と
手続きでボクを
保護しようと
家族として
向か入れてくれた

文字で書くほど
簡単ではない

ネットの仲間には
いい人とおかしな人がいて

保護者らには
本当に迷惑をかけた

いい人はみなさん
聡明で尊敬できる
人物ばかりだ

リアルでは
「疎外」は未だある

ボクは敏感に感じ取る

優しく穏やかな
言葉の中に
こころの温度を感じとる

ホントは
ボクのこと
イヤだし
迷惑なんだな
すぐ
ピンとくる

ボクは
そういうひとの
傍から離れる

迷惑かけたくない
そのひとを
悩ましたくない

学校では
1年の時も
2年の時も
馴染めなかった

「普通の女の子じゃない」
何万回も聞いた

だから?
どうしたらいいの?

としがあけ
多くの友達が
「あけましておめでとうございます」
交わす挨拶
ボクだって言いたい

「いつも喪中っておかしいよ」
「家族は無いの?」
「親はだれ?」

「生まれた時
お母さん死んだんでしょ?
殺したの?
パコちゃんのせいなの?」

地獄での
呪い言葉のように
繰り返される

ボクはもう逃げない

そうだよ
その通り

かあさんは
命と引き換えに
ボクを産んでくれた

ボクは悪魔じゃない

かあさんの
魂を引き継ぐ者だ

もう泣いたりしない
季節の挨拶ができないこと
悩んだりしない

なんなら
まわりに合わせて
声を出そう

「あけまして
おめでとうございます」

ボクの心に
抗菌コート
吹きかけてやりたい

悲しみや
苦しみに
立ち向かう勇気

負けない心

強くなろう
亡き母のために

困難を弾き飛ばし
跳ね除ける
頑丈な心へと

あたらしい年の
始りに
こころに書き染める

「暁」


ボクにとっては
今年は締めくくりの年

気をひきしめ
また新ため
いま以上に活き活きと

亡き母の魂を継ぐ

この記事を読む
ひとりひとりのかたに
激励をおくり続ける

「いま
どんな状況でも
必ず解決する

明けない夜は無い
冬は必ず春となる」

亡き母の日記の扉に
必ず書き込まれてる

大切な言葉を
大尊敬のキミに届けます


どんなときも
キミのとなりにいます
ひとりにしないよ



★はじめて訪問してくださってる
みなさま上記名刺記事が自己紹介です
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★コメント返信遅いです
★当方スマホもパソコンも
保護者らに時間制限で借りています
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先ほど
地震がありました
石川県が被害が酷いと
ニュースは言います

しかし震度1でも
恐ろしい思いをなさってる
みなさまもいると感じます

日本中のみなさま
大丈夫でしょうか
安全でしょうか

親族が旅行で
石川県へ行ってる
里帰りで
石川県に行ってる
などなどもあると
想像できます

また他府県のみまさまも
日本海側に
ご実家があるとか
故郷だとか
胸を痛める人々も
たくさんあると思います

どうか心丈夫に
安全にお過ごし下さい

絶対無理はいけません
まわりに
助けを求め
安全確保してください

キミは大切なひとです
どうか
安全安心で
あたたかい場所へ
避難なさってください







読了ありがとうございます 世界の片隅にいるキミに届くよう ボクの想いが次から次へと伝播していくこと願う 昨年のサポートは書籍と寄付に使用しています 心から感謝いたします たくさんのサポートありがとうございました