プレゼンテーション1

【シフトで困っている人を減らしたい】10年間、飲食店アルバイトのシフトに困ったことがない店長が伝える実践コミュニケーションノウハウ10選

店長の1番の仕事、それはシフトです。10年間、店長をやってきてシフトに困らずここまでやってきました。常にお店では15人前後、多い店舗では30人近いアルバイトスタッフを雇用し、お店を運営してきました。もちろんノウハウだけではない部分も多いです。ですが、誰でも出来ることもたくさんあります。今、あなたのお店のシフトはきちんと守られてますか?

いくつかノウハウを伝えていきたいと思います。少しでもこのノウハウで、現場で働く店長の皆さんをはじめ、外食産業でシフトを組んでいる人たちの苦労が軽減できることを願っています。

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実践コミュニケーション10選


1.やり取りの基本は敬語。

外食産業で働いている人は、特にここを疎かにしがちです。年齢差があればあるほど、若い年齢の人に偉そうにしてしまいます。これは、役職者であれば尚更です。高校生からでも働く職場であります。アルバイトが初めてという人も居るでしょう。だからこそ、教育者として接していかなければなりません。相手を敬い、一人の大人として接していく。言葉には、その人の考えや価値観が出ます。だからこそ、敬語はその一歩目となります。

2.相手の予定を大切にする。

シフトが足りないからといって、こちら都合で話を進めないようにしましょう。シフトは、その人が一生懸命考えて提出してくれているものです。それを前提とするならば、かける言葉が違ってきますよね。それでも、困っているから入って欲しいことを伝えましょう。スタッフには、無理をしてもらうことを分かっておきましょう。自分都合で話を進める人には、誰もついてきてくれません。

3.レスポンスは最速で。

今の若い人たちから信頼を受けるためには共感性だと考えています。つまりは、同じ立場であるということを伝える必要があります。そのために、私が実践しているのは、レスポンスの速さです。若い人たちにとって、Twitterでもインスタでも発信した情報に対して、すぐに反応があることに「価値」を感じてくれます。LINEでの連絡でも同じです。連絡がきたその時点で、すぐに返事が出来るならばすぐ返事をしてあげてください。ビジネスマンでも同じですよね。仕事が出来る人は、レスが早い。それは、相手のことを大切にしているからですよね。年齢や環境が違っても変わりません。

4.シフトの回収時期のパターン化。

シフトの回収時期がバラバラだとスケジュールが立てにくいです。自分の休みの日に合わせて回収時期を変動させてしまったりする人も多いです。が、これはうまくいきません。なぜならば、自分都合になってしまうからです。1ヶ月シフトや、半月毎のシフトもあります。1ヶ月の中で、いつに回収され、そのシフトはいつに作成され、開示されるのか、です。これがハッキリしていればいるほど、協力しやすいのは間違いありません。

5.予定が組みやすいように、仮組みでも共有。

大切なのはスピードです。アルバイトが自主的に、入りましょうか?と言ってくれる理由は、たくさんあります。だからこそ、現状に対して、一緒に考えてもらうために共有を早くしましょう。予定はまだ入れていないけれど、予定が入るかもしれない。フリーターの皆さんも、最近は土日が休みなことを大切にする時代です。実際に予定がなくともです。ですが、気づかなければならないのは、そこに個人の価値観や、考えがあることです。それを真っ向から否定してしまっていませんか?そうではなく、こうやって足りないと伝えている背景を、きちんと見える化し、伝えましょう。ある意味「それなら仕方ない」と賛同をしてもらえるか、です。

6.足りていないところは、何が足りていないのか書いて共有。

外食産業では、キッチンとホール、大きく分けて2つのポジション、役割があります。細分化すると、洗い場や調理場もあると思います。営業内容を管理する役割もあるはずです。それをしっかりと事前に見える化し、誰もが営業内容を想像できるようにします。だから、ここが足りない。時間は?ポジションは?を、ハッキリと書きます。短い時間でも良ければ、、と言ってくれることも多いです。

7.面接時に、週末にシフトに入って欲しいというお願いをきちんとする。

これはテクニックになりますが、面接時に「金土日が忙しいのですが、その曜日にはシフトに入れますか?」と聞いておいてください。特別決まった用事がなければ、面接の場で言ったことを意識してくれることは増えます。しかも、面接という場は、アルバイトスタッフであればあるほど、記憶にずっと残っています。誰にどんな面接を受けたか、は驚くほどに覚えているものです。シフトで困る店長は、面接の場を軽視していると思っています。

8.グループLINEではなく個別LINEをちゃんと使う。

現代におけるコミュニケーションツールはLINEです。シフトでありがちなのは、お店のグループLINEで「何日シフトが足りません」という声掛けです。これを言うだけなら、本当にやめたほうがいいです。周知のためですが、効果も薄ければ、当日働くスタッフから「今日はみんなに声掛けをしたんですか?」という追撃にたじたじになります。変えなければならないのは、時間がかかるから、といって効率を考えたことばかりやってしまう価値観です。シフトとは、皆の時間をもらって組んでいるものです。だからこそ、きちんと時間をかけなければ、その結果はかけた時間の通りになります。

9.当日に無理やりお願いをせず、入ってもらえなくてもひきずらない。

本当にシフトが組めない時こそ、スタッフに「なんで入ってくれないの?」と八つ当たりのような気持ちになってしまいやすいです。ちょっと拗ねてしまうんですよね。これ、ダメです。不機嫌に良いことなんて何一つありません。しかも、緊急性が高いときこそ、人柄が表れますし、価値観が言葉に出ます。だから、結果がどうであれ、引きずらないことです。引きずるのは子供のやることです。急遽入ってくれたのなら、きちんと感謝の言葉を口にしましょう。それ以外は、必要ありません。シフトに対しては、集まらなかったら腹をくくる以外にありません。戦い方を考えるのが私達のお仕事です。

10.既にシフトに入ってくれている人からも、声をかけてもらう。

ハッキリ言ってこれが一番強力です(笑)私たちがどれだけ入って欲しいとお願いしようが、仲の良いスタッフから「この日一緒に働こうよ!」と言ってもらえる方が、100倍くらい真剣に考えてくれます。なぜ、それで入ってくれるかというと、理由は友達と一緒に働くのは「楽しいから」です。人は「楽しい」が目に見えて予測できれば、安心します。今の若い人たちは、大変なことを避けたいと思っているのではなく、楽しい方を選びたいのです。つまり、今シフトが組めない本質は「他の楽しいこと」に負けてしまっている現状です。友達との約束、サークル活動は大切です。だからこそ、いま働いている環境を楽しくすることが、最終的には近道になります。

以上です。

シフトで悩む人たちの、少しでも力になれば幸いです。外食産業で働く人たちが、シフトへの悩みが軽くなれば嬉しく思います。悩みが解消出来たら一緒に飲みに行きましょう!

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