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思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
ー マザー・テレサ

おはようございます。

「思考が運命を作る」と話すのはカトリック教会の修道女であり伝道師であったマザー・テレサに限りません。

「思考が現実化する」を書いたアメリカの成功哲学の第一人者のナポレオン・ヒル。

「人生・仕事の結果=考え方x熱意x能力」と説く日本の実業家の稲盛和夫さんは、人生を成功させるためには、このうち「考え方」と言う要素が特に重要だと話します。

ジェームス・アレンは1864年生まれのイギリスの自己啓発作家で聖書に続き世界中で最も読まれている書物とされる「原因と結果の法則」の著者です。「人は心の中で考えた通りの人間になる」と言いました。

時代も場所も違うところで、同じ事を話されているとは興味深いです。

子供と話をするとき、
特にその思考に注目をします。

どんな思考が子供にその発言をさせたのか?

思考は言葉の原点です。
言葉は思考の表現方法の一つでしかありません。

日本では言霊という考えがあります。
「言葉には霊的な力が宿っている。」


量子力学で言えば、
言葉(音)のエネルギーがまわりまわって
そのエネルギーの波動通りの出来事が自分に返ってくる。
「因果の法則」だと思っています。

悪い言葉を発すると、
悪い出来事が返ってくる。

良い言葉を発すると、
良い出来事が返ってくる。

親の私に出来る事は、
マイナスを生む思考がパターン化して
子供の性格になる前に
一緒に直す事。

「一緒に直す」のは、
直し方さえ知れば、大人になって
ひとり立ちした時に
自分で修正しながら前に進む術を
手に入れる為です。

勉強をさせていたある日、
あまりにダラダラしながらするので
「このプリントは15分でやってね。
出来ないなら、もう一枚プリントを増やすからね。」
と、言いました。

子供は出来なかったので、
問題集をもう一枚増やしました。

翌日も同じようにしました。
また、ダラダラして15分を超えてしまいました。

数日すると、
子供「出来ない!絶対にできない!」
と、プリントを拒否し、泣き始めました。

プレッシャーを与えすぎたのか?
と、反省をしたのですが
折角なのでレッスンに変えることにしました。

「出来ないと思っているから、出来ない。
出来ると思えば出来る。
出来ないと思っている限りは絶対にできないから、
まずは出来ると思うところから始めよう。」

子供は鉛筆を放り投げて、抵抗しています。

「今、自分と戦っているんだよ。
出来ないと思っている、自分と戦っているんだよ。
本当はできるのに、その子は勘違いしているんだよ。」

30分以上、抵抗していた子供は
子供「嫌がる自分をやっつけた。」
と、鉛筆を持ちました。

私は15分を計り始めます。
子供は15分以上かかって、プリントをやり遂げました。

「ほら、出来たじゃない!
15分ぴったりだよ!!」

ちょっと嘘をついて、
成功体験を与えます。

その後も、なんども何度も
同じように抵抗をしました。
親は忍耐で、なんども何度も
同じように対応します。

半年くらいすると、
「出来ない」と言わなくなりました。

「やれば、出来る!」と、
漫才師の言葉をテレビで聞いて
嬉しそうに何度も連呼するようになりました。

大変な時は、
「やれば、出来る!」と、
自分で自分を励ましている姿を見ます。

はっきり言って、
物凄く忍耐がいる作業なので、
何度もギブアップしそうになりました。

それでも、続けることが出来たのは
幼児教育の過程で身につけると、
その後の人生で
大きなベネフィットがある、と確信があったからです。

人生では色々な予想もしないことが起きます。
それを「避けて生きよう」とするのは
「恐れ」を感じて生きることです。

修正の仕方を知っていれば、
思いっきり挑戦をしながら、
恐れることなく、
生きていくことができます。

私は子供に、そんな自由を持ってもらいたい
と、思っています。

今日も皆さんが、一歩進める日でありますように。


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