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人前で話すときに緊張することについて

お仕事紹介の社内向けTVに出演したことがある。

数年前に職場の先輩から出てみない?とお誘いされたのがキッカケ。

自分がやっている面白いお仕事をみんなに知ってもらうチャンス!と思い快諾。もう一生こんなチャンスは訪れないかもという気持ちでした。

ルンルン気分でどんなことを話そうか、どうやってウケを狙おうかなんて考えながら、ノートへ喋ることを書きまくる。楽しい。

そして、スムーズに、自然に話せるように、鏡を見ながら、動画を取りながら喋る練習も入念に行ったり。客観的に動画を見返してみるとびっくり。震える声と表情を無くした目。

話す練習の目的も ”良い動画にするため” から ”緊張をいかに抑えるため”に変化していく。
当日喋りながら倒れませんように・・・

撮影当日は凄腕インタビューアーのおかげでリラックスして、なんとかお話することができました。

それから数年経ち、いろんな人が私の動画を見てくれたようで、初めて会った人に顔だけ知ってると言われたり。お仕事や私自身のPRという面では成功したのかもしれません。

一方で、自分の力量以上のことに挑戦する際の、度を越えた緊張感はいくつになっても変わりません。緊張すると、胸がドキドキしたり、眠れなかったり健康上大きな悪影響も及ぼす。

とにかく場数を踏んだり、それでダメならと、緊張の攻略について書かれた本を読み「大体の話の内容なんて、8割くらい覚えてないでしょう?だったらどんな感じで話そうが問題ないでしょう?」という先人の教えを学んだりと攻略を試みてきましたが、変われない自分が悔しい。

理屈ではわかっていても、体は正直に私の心を代弁する。これは、良く見てもらいたい深層心理の現れなのか?

挑戦と緊張と健康。どれもバランスが大切。これからは攻略するんじゃなくて、向き合って生きてみようかな。



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