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もうひとつのカベルネ・ソーヴィニヨンのすがた

昨年亡くなった祥瑞の勝山さんと最後に一緒に飲んだ時に出た話題がカベルネ・ソーヴィニヨンの青いニュアンスでした。
ピーマンと似たフレーバーで「青臭い」と言ったりして未熟果のメトキシピラジンによるオフフレーバー寄りな香りとされるのですが、あれはあれで良いよねという話になりました。

勝山さんと飲むときの面白さはヴァンナチュール以前のワイン業界の流れもお互いの共有項としてあったりしてあのときのあれひどかったよねなオフレコな話しからあれはあれで素晴らしいワインだったと思うよなどニュートラルな立場から話しを聞けた事でした。

で、何が書きたいかと言うと「日本ワイン」で、「カベルネ・ソーヴィニヨン主体」でこういったボルドーよりはロワール寄りな味わいのワインが飲める時代になったんだなぁという話しでして。


清澄白河のフジマル醸造所のワインは以前にカベルネ・ソーヴィニヨン単体のフレッシュでハーバルな爽やかな果実味のワインを飲んでそのアプローチの大胆不敵さに木水さんのセンスの凄さを思い知りました。
写真はカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローでこちらも何を飲んでるか細かい事なんて気にならなくなるくらい爽快な飲み心地。


もう一本は奥出雲さんのファンなのか斎藤さんのファンになってしまったかは別としてとりあえず試さねばと仕入れて開けてみて、あぁ、やっぱりめがけるのはこの味筋なんだとちょっと悔しくなるくらい素敵な広がりを持ったワインです。(実はイベントの打ち上げでサンプルを飲ませて貰ってリリースを心待ちにしている奥出雲さんのワインがあるのですがそれはまた改めて)

どちらも重くないし無理してない。けど迎えに行けばちゃんとフルーツのフレーバーはそこにある。ある意味飲み手が試されますが先入観にとらわれず飲めばきっと食卓の友になってくれる素敵なワイン。

海外の生産者と話しをしててカベルネ・フランに思い 入れがある方が結構おられてはじめは意外だったのですが多分目指す味わいの方向性は同じなんですよね…。

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自然派ワインとお好み焼きパセミヤ Pasania店主。某店ワインペアリングのアドバイザー、たまに専門学校の社会人向け開業支援クラスの講師も。ご予約、取材依頼、講師などのお仕事の依頼お待ちしております。