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「自分を満たす」には、使い分けること。

 楽しく人生を生きていくためには、いつも側にいる人、つまり、自分が、しっかりと自分を満たせるようになる必要があります。しかし、常に、自分の状態は変化するため、自分の満たし方も場面に応じて使い分けが必要になります。時には、大丈夫だよと安心させることが必要ですし、時には、自己否定をしないように注意することが大事になります。また、時には、自分を褒めてあげる必要もあります。他には、自分を奮い立たせることが必要となる場面もあります。

不安でどうしようもないとき

 不安でどうしようもないときに、自分を褒めたり、奮い立たせようとしても意味はありません。大丈夫。何もしなくても大丈夫。好きなように過ごして大丈夫。そのように、自分を安心させることに専念しましょう。誰かに助けを求めたくなるのは、自分で自分を安心させることができないからです。もちろん、誰かに助けを求めるのも良いですが、できるだけ、自分で自分を安心させられるように、意識していきましょう。

無気力になるとき

 無気力になっているときに、自分を褒めたり、奮い立たせようとしたり、自分を安心させようとしても、あまり効果はありません。自己否定をしてしまっていないかに注視し、自己否定をしてしまっていたら、見方を変えていきましょう。何かミスや失敗をして、いつも自分で自分を責めてしまっていては、やる気を失ってしまいますし、自己対話をする気にもなりません。自己否定をしても良いことはないのです。見方を変えて、自分に肯定的に、問いかけていきましょう。そうすることで、気力がでてきます。

なんだかうまくいかないとき

 そんなに困ってはいないけれど、なんだかうまくいかないときは、自分を褒めましょう。成果が出なくて、やるせなくなっているのかもしれません。当たりまえにできているようなことを褒めていきましょう。当たりまえを、当たりまえとして、見過ごしていると、なんだか物足りなさやうまくいかない感じがしてきますが、きちんと褒めて評価すれば、当たりまえに意義が見いだせるようになり、元気が出てきます。

前向きに生きているとき

 前向きに生きているときには、自分のやりたいことにむかって前進できているときです。そんなときこそ、自分を奮い立たせましょう。勇気づけましょう。自分が自分のサポーターになれば、気持ちよく、がんばることができます。創造力を働かせて、工夫することができます。前向きに生きられているときは、安心させたりや褒めるよりも、とにかく応援です。

赤ちゃんが泣くときのように

 赤ちゃんが泣いているとき、なぜ泣いているのかを考え、適切な対処をしなければ、泣き止まないように、自分が困っているときに、場面に応じて、適切に、自分を満たすことが、自分への信頼につながっていきます。どんなときに、どういう助けがいるのか。普段から、自分で自分を満たしやすくなれるように、注視、研究していきましょう。

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