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【東京論】首都圏の電車は便利だが、もろい

東京始め、首都圏の電車はとても充実しています。JRでも地下鉄でも、だいたい2、3分おきに電車が走っているし、観光スポットには容易にアクセスできる。

私は約9年東京に住んでいましたが、首都圏の電車網は本当に便利だと思っていました。
しかし、それと同時にかなりもろいとも思っていました。

首都圏の電車はどこかの路線で人身事故が起きると、ドミノ倒し的に事故が起きている路線以外も運転が見合わせになります。
「え!?中央線の人身事故でなんで山手線も運転見合せになるの!?」というのは東京住みの人なら経験したことがあるでしょう。
他にも通常運行しているのになぜか「車両点検」という謎作業が入り、遅延するということもよくある。

天気による影響もよくあります。
雨が結構強かったりしたら、遅れることもしばしばありますし、雪が積もったものなら「電車至るところに運休あり」という事態にもなります。

首都圏の電車は便利である一方、とにかくもろいのです。
東京という場所が狭く、人口が多いので仕方がないと言えば確かにそうなのですが、もし地震が起きたらかなりまずいのではないでしょうか。
電車だけでなく、バスやタクシーも麻痺し、街は人であふれかえる、そしてインフラもストップし、大混乱に陥ることが想定されます。

そう考えると、東京住みで日常的に電車を利用するというのは結構リスクなのではないかと思います。かといって「じゃあ地方に住みましょう」というのも人によっては難しい。
私的には首都圏の郊外に住みつつ在宅ワークをするライフスタイルが良いのではないかと考えます。もし、私が今も東京に住んでいたらそのような選択肢を取っていたことでしょう。
あるいは、いっそのこと会社の近くに住み、電車移動に依存しない生活を送るか。

便利さを享受していると、そのデメリットにはなかなか関心がいかなくなってしまいます。
デメリットに無関心でいると、不測の事態が起きた時にかなりパニックになってしまいます。

首都圏住みで電車利用している人は そのデメリットについて考えてみたほうがいいでしょう。



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