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年中無休24時間営業はやめるべきだ

日本には24時間営業年中無休で営業している飲食店やコンビニ、カラオケなどがたくさんあります。
スーパーや家電量販店もコンビニや飲食店ほどではないにせよ、ほぼ24時間営業の店が多いです。

土日祝日に街を歩いていも常に店が開いている。
確かにありがたいと思うのですが、その一方でそんな毎日営業する必要あるのか?と思います。
毎日営業するのは消費者にとっては助かりますが、労働者は常に働き続けるわけです。
営業日が多ければ多いほど、営業時間が長ければ長いほど、労働者は働かなければいけない。

一般的な日本人は店が常に営業し続けるのは「当然」だと感じるでしょうが、私は毎日営業する必要はないと思っています。
コンビニやカラオケなんてめちゃくちゃ数があるのだから、どこかの店舗は週に1、2回休んでもいいし、家電量販店も平日など客足の悪い日はどこかを休日にしてもいい。
スーパーも休日があるのは少し不便に感じるけれども、例えば月の第二土曜日は休みとかにしてもいいのではないかと思います。

休業日を設けることで労働者が休みを取ることができるし、それによって働きやすくなると私は思います。
加えて、日本人はあまりにも便利さを享受しすぎている。
既に述べましたが、日本人は店が24時間毎日営業していることを「当然」だと考えていますが、他の国ではそんなことはありません。
でも、海外は多少生活が不便になりながらも、普通に回っている。
それに比べて日本はあまりにも便利すぎ、その結果「便利さ」を維持するために多くの労働者が犠牲になっている。

そう、便利さというのは結局のところ労働者の犠牲の上に成り立っているのです。
だからこそ、24時間毎日営業はやめるべきであると思うのですが、日本人はそう考えない。
「売上が減る!」とか「労働者が働かなくなる!」とか一見もっともらしい理由を挙げるのですが、その実便利さを手放したくないだけなんですよね。

日本社会が便利で快適であり続けるほど、労働者の負担は重いままです。
もういい加減、多少の不便さを受け入れて人々が生きやすい社会になったほうがいいと思います。

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