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VR体験が未来への扉を開くのです。

先日、あるきっかけがあってVRを体験した。

今回体験したのは、フィクションの世界を見せてくれるものではなく、ある特殊な据え置き型のカメラから見ることができる実世界の映像を、3次元的に体感することができるタイプのVRである。

目の全体を覆うことができる、魚眼レンズのようなものが付いたゴツいゴーグルをかけると、ある行動範囲内であればその特殊カメラから見えるリアルタイムの映像を見ることができる。

ゴーグルを装着すると、目の前の空間や色彩がリアルに目の前に迫ってくる。左右に首を振ると、同様に視界も左右に振れて、実世界を見ることができる。手を伸ばしてもそれには触れられないが、確かに実感としてそれが目の前にあることを感じることができる。

今回のVRでは、自分の後方にカメラ位置があったから、カメラに映る自分自身の姿をVRを通して見ることができた。

自分自身の立像を自分の視覚で直接的に(実際には間接的にだが)見ることができる感覚は、なんだかおもしろさと共に、時代の変わり目にいるような気持ちを抱いた。

ここではあくまで視覚情報に留まっているが、これがいずれは触覚や体感覚、嗅覚といった情報の伝達も可能になっていくのだろう。

そういう世界が実現したとき、私は何歳くらいになっているのだろうか。こういう未来の技術を体感できる希望があることは、一つの生きる目的にもなるかもしれない。

私は今この人間社会の中に生き、生かされているのであるが、この先の人間社会がどのように変化していくのか、それを見守りながら生きているような感覚も同時に持っているのである。

こういう新技術の体験は、未来への扉を開く感覚を与えてくれるものだ。

ちょっと応援したいな、と思ってくださったそこのあなた。その気持ちを私に届けてくれませんか。応援メッセージを、コメントかサポートにぜひよろしくお願いします。 これからも、より精神的に豊かで幸福感のある社会の一助になれるように挑戦していきます。