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お能メモ

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『六平太藝談』小ネタ(2):御母堂の素敵少女時代とか

『六平太藝談』小ネタ(2):御母堂の素敵少女時代とか

十四世喜多六平太は、十二世喜多六平太能静の娘が嫁いだ幕臣宇都野家の次男として生まれた。なので、能静の孫にあたる。
生い立ち的なお話は能ドットコムの記事が読みやすいのでリンク貼っておきます。

https://www.the-noh.com/jp/people/masters/kitaroppeita.html

能静の娘、つまり十四世喜多六平太の御母堂だが、少女時代のエピソードが好きすぎるので長い

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『六平太藝談』小ネタ(1):圓朝の高座をリアルに観ていたお能の名人

『六平太藝談』小ネタ(1):圓朝の高座をリアルに観ていたお能の名人

『六平太藝談』は、昭和17年発行の春秋社版が初版で、のちに昭和27年河出書房市民文庫版、昭和40年同信社版と出ている。その後たぶん昭和40年版が、喜多六平太が亡くなった時とか、何度か復刻されてるっぽい。

昭和40年版は昭和17年版を底本としつつ戦後や、おそらく出版当時に近い頃の芸談も追加されている。曲目解題、索引、年譜が付いているのがありがたい。

なんとなく昭和40年版との異同を較べたいな、程

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『能楽盛衰記』小ネタ:御一新の時代を生きた、落語みある能楽のひと

『能楽盛衰記』小ネタ:御一新の時代を生きた、落語みある能楽のひと

2018年4月29日の連ツイを元に書き足しました、というか引用増やしただけだな。最後に元ツイへのリンクひとつだけ貼っておきます。

池内信嘉『能楽盛衰記』下巻には、維新後の能楽師苦労話が紹介されている。
その中から、観世元規(太鼓方)の証言を抜き出してみる。
好みで抜き出しただけなので偏っています。全文は本を当たっていただきたく。

十三代の将軍家家慶公が御他界になり、水戸の浪人が現れて櫻田の騒動

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虚子『能楽遊歩』メモ

虚子『能楽遊歩』メモ

高浜虚子『能楽遊歩』について、2015年3月22日と3月28日にツイッター上に連投したのをまとめました。
一番下に元ツイート最初の1つだけリンク貼っておきます。

「承前/続き」削除と「。」補った以外は元ツイートのままです。

虚子「能楽遊歩」に時々出てくる細川舞台って旧細川侯爵邸にあったのかなと検索してるうちに大名屋敷の能舞台のこと書いた論文PDF出てきた後で読も。

http://www.js

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伊藤大輔『獅子の座』メモ(2)

伊藤大輔『獅子の座』メモ(2)

伊藤大輔監督『獅子の座』について、2016年3月13日にツイッター上に連投したのをまとめました。
一番下に元ツイート最初の1つだけリンク貼っておきます。

「承前」削除と「。」補ったのと、文章が2ツイートに分かれたのをくっつけて改行直した以外は元ツイートのままです。

(画像は映画とは無関係で、実家にあった古い写真です。差し替えるかも)

伊藤大輔「獅子の座」メモ連投します。

「寶生」1953年

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伊藤大輔『獅子の座』メモ(1)

伊藤大輔『獅子の座』メモ(1)

伊藤大輔監督『獅子の座』について、2016年3月6日にツイッター上に連投したのをまとめました。
一番下に元ツイート最初の1つだけリンク貼っておきます。

「承前」削除と「。」補ったのと、文章が2ツイートに分かれたのをくっつけて改行直した以外は元ツイートのままです。

(画像は映画とは無関係で、実家にあった古い写真です。差し替えるかも)

伊藤大輔「獅子の座」原作、松本たかし「初神鳴」はどうも単行本

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