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お得な市販薬の選び方(肌荒れ、にきび、口内炎)

自己紹介でも記載しましたが、私は娘が生まれてから、節約について本気で考えるようになりました。

ついこの間までは、何も気にせずコンビニで買い物し、何にお金を使っているか把握すらできていない、だらしのない人間でした。

しかし現在の私は、あらゆるクーポンを駆使して出費を抑え、家計簿と睨みあいしながら生活しています。
(男性の方がこういう所は、極端かもしれませんね…)

そんな生活の中で発見したのが、市販薬の節約術です。
かぜ薬や湿布、頭痛薬やビタミン剤など、医薬品は日々の生活に欠かせないものですよね。
ここを抑えることが出来たら、家計全体への貢献度も高いと思います。

薬剤師がどのようにお得な市販薬を選んでいるのか、そのプロセスをご紹介したいと考えています。

記念すべき第1回目は、「ビタミンB製剤」です!

お得なビタミンB製剤の選び方

真っ先に浮かぶのは、エーザイのチョコラBBシリーズですよね。
Amazonでもベストセラー1位になっています。
成分の詳細は省略(ご質問はコメント欄でお待ちしています!)しますが、5種のビタミンB類が、肌荒れ、ニキビ、口内炎、疲れに効果を発揮します。
私も以前は、頻繁にお世話になっていました。


しかし、節約の鬼と化した現在の私が選ぶのは、
皇漢堂製薬のビタミンBBプラスです。
価格はリーズナブルですが、入っている成分と配合量は、上記チョコラBBプラスと全く同じです。
それなのに、こちらは半額で購入できます。

「同じ成分のリーズナブルな市販薬」という選択肢

「なんだ安価なパクり品かよ…」って感じられた方もいるかと思います。
薬剤師の立場からこの製品を簡単に説明すると、
病院で出されるジェネリック医薬品の市販薬版になります。

街の調剤薬局に行くと必ず「ジェネリック医薬品はご希望されますか?」と、聞いてきますよね。
回答せずに悩んでいると、
「ジェネリック医薬品とは新薬と同じ成分の価格が安いお薬ですよ」と、追加で説明してくれるはずです。

ジェネリック医薬品は、少子高齢化で年々増え続ける医療費を抑えるために、国策として急ピッチで推進されてきた背景があります。
このまま放置すると、社会保障の財源が底をつき、日本の誇る国民皆保険制度が崩壊してしまうためです。
つまり、国のお財布事情が絡んでいるという訳ですね。

では、一般家庭のお財布事情はどうでしょう?
国ほどではないかもしれませんが、特に私たち若者世代は決して余裕がある状況ではないかと思います。

そこで最近は、大手ドラッグストアや製薬企業による有名製品と同じ成分を配合した、リーズナブルな市販薬の開発がトレンドになっています。
(長いので、これ以降はお得市販薬と記載しますね)

この記事を書くにあたって、調査を重ねた結果、一つの有名製品に対して、5種類以上のお得市販薬があることが分かりました。
今回の題材、チョコラBBプラスも同様です。

「皇漢堂製薬ビタミンBBプラス」を選ぶ理由

初回なので皆さんに誤解がないよう丁寧にお伝えしようとし過ぎたあまり、前置きが長くなってしまいましたが、本題に戻ります。

数あるお得市販薬のなかで、薬剤師の私がこの製品を選ぶ理由は、主に2点あります。
【1】他のお得市販薬の中でも群を抜いてリーズナブル
これは説明不要ですね。お求めやすいに越したことはありません。
【2】医療用のジェネリックを開発する製薬企業
これは薬剤師ならではの視点かなと思います。皇漢堂製薬のジェネリックは薬剤師なら誰でも知ってるくらい有名です。
「医療用も開発している=安全安心って、安直過ぎないか?」
と思われるかもしれませんが、これは確かな根拠があって話しています。
ただ、かなりニッチな話になるのでここでは控えますね。(興味のある方はコメントください。)

以上です。
今回記載した内容を前提に、次回からはもう少しサラッと本題に入ろうと考えています。
市販薬について、また医薬品全般について記事にして欲しいテーマ等がありましたら、コメントで教えて頂けると嬉しいです!
ご質問もお待ちしています!


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