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【勉強法】Duolingo English Test(DET) 85→105 スコアアップへの道


※GWセール。1,200円→500円です。5/6まで。

※2024年4月からテストの一部が変更になりました。詳細は以下をご確認ください。
https://testcenter.zendesk.com/hc/ja/sections/23461200112909-SPRING-2024-TEST-UPDATES


Duolingo English Test(DET)は、海外留学のための英語テストのひとつです。


DETは、まだ始まってそれほど経っていないこともあってか、ネットで情報を探すと、スコアが110くらい(英検準一級合格レベル?)のレベルの方が、数ヶ月で125を超えたというような内容が多く、自分よりスコアの高い方の真似で効果が出るか分からず、困っていました。
また、勉強しようにも有料サイトの価格が5,000円から20,000円くらいもして、どれがいいのか分からないところもありました。

そこで、DETのスコアが私のように70〜80台から105程度までスコアアップを目指す方のために、私が試行錯誤して得てきたことを詰め込みました。
(私自身が受験しながら蓄積してきたものなので、他のサイトや冊子では得られない情報です。)
これらが、これから受けるあなたの時間の節約になれば幸いです。


私の元々のスコアは85。これは、特に準備などをせずに受けたスコアです。
そこから、8ヶ月で8回受験しています。
ちなみに、英語の試験というと、中学生の時に取った英検3級くらい。あとは、たまにTOEICの勉強をしたりしなかったりで、スコアも600点を超えるほどでした。


では、内容に入っていきます。
最初に、私が出会ってきた教材について。次に、私のしてきた学習方法。そして、そこから得たTIPS(受験のコツ)、TOEICで勉強してきた方に向けて、各設問のメモ(工事中)。最後に、私の経験から思う効率のいい受験手順をご紹介します。


【DETの教材】


DETの教材には、いくつか種類があります。

①WEB(有料)
ネット上には、有料で学べるサイトがあります。
現在は英語で学べるもののみしか見つかりませんでした。
複数社見つかりましたが、価格はまちまちでした。

②WEB(無料)
Youtubeなど、DETの学習方法を無料で学べるサイトもいくつかあります。
費用はかかりませんが、効果がどれくらい出るかは未知数です。

③DET無料試験
DETがオープンにしている模擬試験です。
価格は無料。テストのボリュームは本番のほぼ1/2です。

④参考書、問題集
専門のものはほとんど出版されていません。
これは、DETがWEBテストであり、受験者のレベルに応じて問題が変わることや、出題形式が変更になりやすいことなどが大きな理由だと思われます。

私は、①〜④まで全てを利用しました。


①WEB(有料)

私が契約したのは、下記リンクのDET Ready Practiceです。
無料版を試した後、90日で契約しました。
いい点は、利用者が世界中におり、教材として信頼できる点です。
欠点は、たまに誤植があることと、問題をあまりDETに似せすぎていないので、形式は同じですが、出てくる問題は過去問さながらには似ていないこと、また、解説はないこと、ライティングやスピーキングは判定できないことなどです。
なお、サイトはすべて英語で記載されています。
出題される問題は、3段階の難易度や問題の種類で選択することもできます。(ただし、難易度は意外と適当です。)
ネット情報では、これだけやれば125くらいは取れるという意見も見られたのですが、率直に言って、私からすると解答に解説がなく、ひたすら練習問題を解くものなので、これがスコアアップにつながるかどうかは解いた問題をどう理解していくかにかかっており、スコアが低い方だと問題に慣れることはできても、これだけでのスコアアップはなかなか厳しいのではないかと思います。
※同サイトではテキストも別売しています。


この他、Arnoというサイトもあります。
私は、体験だけして、有料版は未利用です。
大きな特徴として、スピーチやライティングをAI判定してくれるという、DETと同じ形式のサービスがありましたが、費用が高いことと、AIの判定がDETと同一スタンスか分からないことから、今回は見送りました。
ただ、回答に使う言い回しなどは、スコアに繋がるように類語などを提案もしてくれるので、気になる方は体験してみるといいと思います。


また、Arnoと同様、DET Studyというサイトもできていました。
こちらは、ページ自体もうまく機能していないように見えたので、私は利用していません。また、紹介ページなのに料金などが何も書いておらず、だいぶ怪しい雰囲気。メール登録後に情報を出すタイプのようです。


上記のサイトのように、日本に限らず、怪しいサイトは多数あります。メールアドレス登録はタダだからと、分からないまま登録をすると、個人情報をばら撒かれる結果になることもあるので、登録には十分ご注意ください。
(大変申し訳ありませんが、こちらでは各サイトへの登録に関する責任は一切負うことはできません。)

②WEB(無料)

DET自体が始まってからそれほど経っていないのもあり、また留学のためのテストというのもあってか、DETの無料対策サイトも思ったほどはありませんでした。
個人的に良いと思ったサイトは、先ほど有料サイトを紹介したDET Readyの監修者、ティーチャー・ルークのYoutubeページです。
ここでは、回答の仕方を丁寧に説明したり、上記で紹介した有料サイトの問題の一部をまとまった問題として4〜5時間の動画で流していたりもします。
ある程度スキルがある方であれば、この無料サイトとDET無料試験だけで目標スコアに到達するかもしれないと思いました。

特に、下記のライティングとスピーキングはYouTubeリストにもなっているので、活用できると思います。


ネットを検索すると、これらの他にもYoutubeのDETチャンネルは見つかりましたが、何回か動画を出して辞めていたり、スコアアップのためではなく、サイト誘導のために動画を作っているようなアカウントが多く、おすすめできるアカウントはありませんでした。

なお、DET用ではありませんが、いいなと思ったYoutubeアカウントが以下です。
IELTSなどを中心に英語試験全般を解説しているチャンネルですが、平易で分かりやすく、DETに応用のきく動画もあるので、必要に応じて見てみて下さい。
特に下は、DETでも必ず出てくる写真の回答の仕方のコツを記載しています。全編英語ですが、易しく解説しているので、一度は見てみることをおすすめします。


また、Youtube以外ですと、下のサイトが特に豊富に情報を持っているので、おすすめです。(全編英語です。)
中でも、DET用として出てくる単語はとても参考になります。


また、上記とはまた別ですが、無料サイトの中でも、以下のOxfordのサイトは、必須単語を押さえておくのに効果的です。

ここでは、CEFR(ヨーロッパ言語のスキル標準)でレベル分けされた必須英単語を無料でPDF提供しています。
DETでは、これらの単語をマスターするのが近道になります。というのも、ここは日常で頻繁に使われる単語を5000に限定して抽出しており、これを知っていることがそのクラスの証明になるからです。
(実際に、これらの単語はDET無料問題にも出てきており、DET Ready監修者のティーチャー・ルークもこの単語を押さえる必要があると言っています。)

なお、CEFRのレベルは、低い方からA1→A2→B1→B2→C1→C2とあるのですが、OxfordはC1まで全て揃えています。
実際に見てみると分かるのですが、A2くらいまでは日本だと中学校で習っているものがほとんどです。ですが、英語が苦手な方なら、B1にある単語あたりから分からないでしょうし、少し英語が得意なら、B2にも知っている単語が多いはずです。なお、DETで100以上のスコアが欲しい方は、最低でもB2までのマスターは必須です。
ちなみに、ここにある単語はジェネラル(一般)です。DETで出てくるアカデミック(学生用)な学問的な用語、地理的な用語などはここには存在しないので、それらは必要に応じて別の冊子やサイトなどで学習する必要があります。

③DET無料試験

DETが練習用に開放している模擬試験です。
ボリュームは本試験のほぼ半分です。
公式では必要時間は30分と記載していますが、きちんと受けると1時間ほどはかかります。
私は、最初にこれを受けずに本試験を受けてしまいましたが、これを受けないのと受けるのでは、スコアがまるで違ってきます。これを受け、対策を取ってから本試験を受験することを強くおすすめします。
また、他の受験者の方たちも言っていますが、この無料試験で出たスコアが、ほぼ本番のスコアになります(私も残念ながら、今までこれ以上にもこれ以下にもなりませんでした)。
この無料試験のスコアがイマイチのときは慌てて本番を受けず、基礎学習を継続した方がいいかもしれません。
ちなみに、このテストは本番にないタイプのものもトライアルで出てきます。
(現在の新形式のものは、しばらく前からここで出題されていました。)


④参考書

出版されているものについても紹介します。

紙の書籍として出版されているものが以下になります。
(日本語の解説本は、現在、これ一冊だけです。)


私も利用していますが、ネットであちこちから情報を集めて学ぶより、これを一冊購入して繰り返した方が短期決戦に臨めると思います。ただ、難点は中上級向けである点です。
この本は、著者も書いているように、留学するぞと決めて、今までも英語を継続してやってきた方のためにあります。
具体的に言えば(私が感じたところでは)、既に総合スコアが100以上、英検でおよそ二級から準一級くらい取れている中級の方を、125以上の上級まで連れていくことを目的としていると思います。
(著書の中では、ライティングとスピーキングの中級は105〜125、上級は130〜140と書いており、上級のもののみ解説すると書いてあります。p.14)
そのため、著者の想定とレベルが合っていない方は、とても難しく感じるのではないかと思っています。
残念ながら表紙などに想定レベルなどは記載がありませんので、Amazonなどネットで買わず、書店でまずはしっかり立ち読みすることを強くおすすめします。

また、電子書籍では、Amazon Kindleにある下記二冊もご紹介しておきます。
(他にも出版されているものはありますが、どれも気ままに書いたような内容でしたので、おすすめしません。)
この本は、情報量こそ少ないですが、Kindle unlimitedを契約しているのであれば、ざっと無料で目を通しても参考になると思います。
内容は日本語で記載されており、WEBの無料情報をまとめたものに、自身の回答などを追加したようなものです。情報量はあまり多くないので、あえて買うのはもったいないかなと個人的には思います。



【私のDET勉強法】


単語

上で示したOxford5000を編集し、そこに自分の気になった単語を追記しながら何周も回しています。また、以前は、IELTSの勉強を少しやったので、旺文社の『実践IELTS英単語3500』も4周ほどしています。

文法

文法は、スコアが伸びなくて悩んで、基礎を再度固めるために『Grammar in Use』を行いました。とても有名な一冊です。
全て英語で記載されていますが平易ですし、英文法の基礎を固めるにはとてもいい一冊です。


ライティング

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