アートのない世界
ふと目に入った記事。
美術館に訪れる回数が少ない事実しかり。
哲学や思想、芸術がなぜ無くても良いはずなのに存在しているのかを考える価値がある。無くても良いからこそ考えねばならぬのだ。
世の中は目に見えるものに踊らされる。しかし目に見えないものこそ本質だ。
アートが持つ力は偉大であり、その反面無力だ。
でも世界からアートがなくなれば、恐らく人類は滅ぶ。
文明もない、文化もない社会は自動化した歯車でしかなく
もはや人間としての片鱗がなくなるからである。
石や土器が主だった時代が変わっても、刀を腰に巻いたり貴族である服を纏ったりする世界観があっても。
たしかにアートは共存していたのだ。この長い年月。
芸術が一度、絵画を率いて滅びを迎えた近代を昇華して
我々が出来ることを考える。
そして、変態として産物を生む。
続く。。。
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