イギリス、プレミアリーグでトレーナーをするのに必要な資格とは??

皆さんのなかにも、いつかは海外でトレーナー活動をしてみたい思っている方がいらっしゃると思います。

そこで今回、よく受ける質問の一つにお答えしたいと思います。
「今は、全く英語ができないんですけど、将来的には海外のチーム(今回はイングランドのプレミアリーグ)でトレーナーがしてみたいんですけど、どうしたらいいでしょうか??」があります。


やはり、海外のチームでいきなりトレーナーとして働くには、それなりの語学力、そして何かしらのコネクションが無いと厳しいのも現実です。

現在、ヨーロッパのクラブで活躍する日本人トレーナーの多くの方は、日本で活動していた際は、国内のトップの環境(Jリーグで働いている、もしくは、クリニック等で選手を個人的に診れる)で活動していた方がほとんどです。 
一例ですと、ACミランに在籍されていた遠藤さんは、エスパルス時代にマッサーロが所属していた縁でミランに行かれました。            やはり、日本のトップの環境で働いていればこのようなチャンスが巡ってくることもあると思います。

ですが、現在トレーナーの資格を勉強中のかた、または資格を取られたばかりのかたには、そのようなチャンスが巡ってくることなんて皆無に等しいですよね。

そこで、今回はそのような方に、どうしたら世界最高峰のリーグであるイングランドプレミアリーグで働ける可能性を作れるかをお伝えできればと思います。

ここからの内容は、私自身がイギリスに渡英し、現地で生活をして得た情報を元に皆さんにお伝えしていきます。

まず、プレミアリーグでトレーナーの役割についてお話したいと思います。
プレミアリーグでは、トレーナーは大きく分けて2つに分類されているようです。

①フィジオ                              彼らは主にテーピングやリハビリテーションのメニューの作成・指導等をメインに行います。(日本でのアスレティックトレーナーの活動と変わりません)日本でいう理学療法士的な資格に近い感じの印象を受けました。

②マッサー                              彼らの仕事は練習、試合前後の選手へのマッサージ行為(主にオイルマッサージ)がメインになります。基本的にはマッサージ以外のことはできないとも聞いています。

そのため、給与面でもフィジオのほうが待遇が良いようです。

イングランドの場合は、上のレベルに行けばいくほど分業制になっていることが多いので、日本のトレーナーのように、リハビリやトレーニングもできて、マッサージ等ができる必要はないのです。

お次はライセンスについてです。                    クラブで働くには、これから述べるどちらかのライセンスが必要だと言われています。

・イギリスのFA公認(イングランドサッカー協会)ライセンス、これはFA主催のコースを受講すれば取得できるので、レベル1等であれば持っている日本人の方もチラホラ見かけます。              。

こちらが、一覧になります。

FA Level 1 Introduction to First Aid in Football (IFAiF) - formally FA Emergency Aid
- The FA Introduction to First Aid in Football bridging document
FA Level 2 Emergency First Aid in Football (EFAiF) - formally FA Basic First Aid for Sport
FA Level 4 Intermediate Trauma Medical Management in Football (ITMMiF)
FA Level 5 Advanced Trauma Medical Management in Football (ATMMiF)
FA Level 5 Advanced Trauma Medical Management in Football Reaccreditation (ATMMiFR)
Exercise and Sports Medicine (Football) MSc/Postgraduate Diploma
※プレミアリーグで働く場合はLevel4以上が必要になってきます

・フィジオのライセンス
こちらは、大学で専門のコースを受講しないと資格が取得できないようになっています。つまり最低でも3年近くは大学に通う必要があります。     イメージ的には日本の理学療法士みたな資格にあたります。

私がイングランドで所属していたチームには、QPR(クイーンズ・パーク:レンジャース:チャンピオンシップ 2部)のフィジオがたまに出入りしていてくれていて、彼には私も色々と相談をさせてもらいました。
先程イングランドでは役割が分業されていると述べましたが、彼はリハビリはもちろんマッサージ等のケアの手技も上手で大変勉強になりました。

現地の大学への留学の奨め!!

現在、高校生や現在専門学校の学生さんで、
将来的になんとしてプレミアリーグのクラブでトレーナーをしたいのであれば、やはりこの道こそが最短ルートだと思います。


イギリスの大学に入って勉強すれば、語学の部分も問題なくなりますし、さらにインターンでプレミアリーグのクラブにもいけますので、コネクションも簡単にできます。私も滞在中に、日本人の方でウエストハムのアカデミーにインターンをしている方とお会いしました。


もちろん大学に入学するためには、英語の試験を突破しなければなりませんが、ファンデーションコースに入学するための語学力なら高校生までに勉強した英語をきちんと復習すれば、十分になんとかなると思います。

イギリスの大学に関する情報とかは、こちらのページを参考にしてもらったり、色々とネットで調べてみてください。
http://watapon-f1.com/uk-university-foundation/

行きたいと思っている環境(現地)に行ってみる。     

また、既に専門学校や大学を卒業して、トレーナーや医療系の勉強をした人には、この方法が最善だと思います。

日本人のトレーナーは世界的に優秀です。勤勉、知識の豊富さ、気配りの良さは海外のトレーナーと比べると群を抜いていると思います。

ですが、積極性とコミュニケーションの部分に課題がある方が多いのも事実です。

一通りの勉強を終えられた人ならば、あなたの技術や知識は十分に海外でも通用しますので、自信を持って現地に飛び込んでいってください。 自分の得意分野を披露できる機会さえ作れればオッケーですから。

ですので、簡単な自己紹介ができるくらいの語学力と履歴書、あとは熱意さえ持っていれば、なんとかなります。
あとは、インターネットでチームを調べて片っ端からメールや電話をしみたり、アポ無しで飛び込んだりすればどっかしらは引っかかります。     現に私自身がそうでしたから。

語学の部分に関しては、チームに入ってから考えればいいです!!

やはり好きなことができる環境にいれば、なんとかして選手ともっとコミュニケーションを取りたい!!
もっと選手の役に立てるようになりたい!!
と思い、自主的に怪我に関する英単語や普段の言い回しのフレーズを勉強しましすから。そうすれば、自然と最低限の語学力はすぐに身につきますから。

何事も恐れずにまずはチャレンジしてみてください!!!

これは、あくまでも私個人の経験による意見ですので良かったら参考にしてみてください。

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Masaki Okumura

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