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受け取ったあなたはどんな顔をするのかな

とある人に手紙を書くことになった。

引き出しをそっと開けて、買い集めていた便箋を取り出す。引き出しから覗いた便箋の絵柄を見ただけで、かなりテンションが上がった。そして、机の上に並べて、絵柄をじっくりと吟味する。
どれもお気に入りのものばかり。大抵はハンドメイド作家さんのものが多い。その中から、その人のイメージにあったものを選ぶのだ。


便箋なんて買ってどうするの?と聞かれることがあるけれど、どうしても集めたくなってしまう、引き寄せられる魅力がある。便箋にも、手紙という文化に対しても。
気持ちを口頭はもちろん、LINEで伝えることもできるけれど、思いの丈を自分の字に乗せて綴ることは2つには出来ないことだと思う。そして、送る人にあった便箋と封筒と、そして最後に貼るシール。受け取った相手はどんな表情をするのかな、なんてわくわくしながら相手を思って選んで。


今日引き出しを開いて広げてみたら、意外と便箋が少なくなっていることに気づいた。そういえば、自分が転職するときやお世話になった人が転職したとき、友人との大事な日に手紙を書いていたから、あんまりストックがなくなっていた。
便箋なんて使わない?そんなことはないさ。使うタイミングはいくらでもあるけれど、渡そうとしていないだけ。別に互いの住所を知らなくたって、直接渡せば良いのだから。

いつもたくさんありがとうございますっ!