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展示会回顧録 part2

展示会回顧録 part1から間が空いてしまいましたが、part2はディズニーアート展です。書きたいのが色々あって下書きに保存してあったのを復活させました。

私がこの展示会に行ったのは、2017年6月くらいでした。この頃絵を描くのが楽しくて楽しくて(もちろん今も!)、毎日たーくさん絵を描いていました。


初期のミッキーが表紙のガイド本 裏表紙は美女と野獣


300ページ近くあるのでまあまあの厚み



曜日ごと(だったかな?)に組み合わせが違うステッカーが貰えました。別日に行くとまた違うのが貰えるので、何度も足を運ぶ人もいたのではないかと思います。

ラフな感じも好き 記念のステッカー



part1のピクサー展でも書いたかもしれませんが、出来上がった完成品を観るのはもちろん好きですが、製作環境や製作者の思いなど、裏側を観れるのがもっと好きなのでこういう展示会はワクワクします。


こちらはpart1です。ご興味があれば覗いてみてください。


ウォルト・ディズニーは創設者として有名なので、もはや誰でも知っていますが、ミッキーマウスの生みの親とも言われる製作者については知っている人は少ないのではないでしょうか。
どうやって生まれたキャラクターなのかとか、どんなこだわりがあったのかとか、単純にどんなルックスの人なのかとか、そんなことが知れる貴重な機会です。

ちなみにミッキーマウスの生みの親とも言われる製作者は、アブ・アイワークスでこんなルックスです。


誰かに似てる!?


作品で言うと、数あるディズニー作品で最初の長編カラーアニメーションは何だったかわかりますか。
1937年に公開された白雪姫だそうです。それまでに培った短編アニメの様々な技術を駆使し、4年の歳月をかけて作られた世界初の長編カラーアニメーションなんだそうです。
その後、ピノキオ、ファンタジア、ダンボ、バンビ等々立て続けに発表しています。

革新的なアニメーション表現で世界を驚かせた作品たちですが、その作品を支えた名アニメーター達がいました。彼らは「最高裁判所における9人の判事」になぞらえて、ナイン・オールド・メンと命名されました。


この人たちが映画になりそう



先ほどあげたアニメーションの一つ、バンビにまつわるエピソードも印象的でした。
バンビの原画家である、タイラス・ウォン。中国生まれのアメリカ人アーティストで、東洋の水墨画のようなタッチでパステル画を描き、それがウォルトの目に留まり映画の背景美術に大きな影響を与えました。
バンビの作品においては、多くのアーティストが写実的な森を描く中、タイラス・ウォンは必要最小限の描き込みでリアルさを感じさせ森や生き物達の雰囲気が伝わるスケッチを描きました。
上手く(写実的に)描くかではなく、どう表現するかが大事なんだなぁと感じました。
ちなみにタイラス・ウォンは106歳の生涯だったそうです。長生きですね。


時代は90年代へ。デジタル革命到来でコンピューターグラフィックスはアニメーション表現の主役へと移行します。
そしてこの頃から作品に一流のミュージシャンが参加し音楽と共に物語を紡ぐミュージカルスタイルが確立しました。
リトルマーメイド、美女と野獣、ライオンキング等々、そして3DCGアニメ映画も続々と公開されました。アナと雪の女王、ベイマックス、ズートピア。。。たくさんあります。

この展示会は2017年だったので、ガイド本に記載されていたのはモアナと伝説の海(2016年)が最新でした。
南国大好きな私はこのモアナと伝説の海を速攻で観に行った記憶があります。大海原の躍動感をはじめ水の描写が感動的でした。


珍しく1500文字を超える記事になりましたが、そのくらいディズニーについては情報がたくさんで、大きな存在だということを改めて感じました。展示会またやってほしいなぁ。





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