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GWはお客を3つに分けて考える

ゴールデンウィーク期間に突入した当店は、大型ショピングモールの中でそれなりに忙しくさせてもらっている。
ゴールデンウィーク中のテーマを定め、それをスタッフと共有してのぞんでいる最中だ。

そのかんたんなテーマとは、お客を3つに分けて考えるという点である。

分類は次のとおり
① 既存顧客・・・いつもご利用いただいている方
② 未認知顧客・・初めて当店を知る方
③ 離反顧客・・・しばらくご利用いただけてなかった方 


① 既存顧客
いつもご利用いただいているお客様に対しては、
「新しい商品が入ったんだね」と気づいてもらうことを目的にしている。

新しい商品が入ったと気づいてもらい、手にとってもらうだけで十分である。
「常に変わっている」「新しいもの入っているな」
と循環を感じてもらえればオッケーである。


② 未認知顧客
当店のことをご存知ではなく、今回初めて知っていただく方に対してはまずは店内に入っていただけることを目的とする。

「なんか良さそう」「なんかステキなものがあるかも」
と期待値を持ってもらえることが必要になる。

そのためには、通路面での雰囲気づくりがとても重要になる。
・上質なものがある気がする
・少しだけ背伸びしたい願望を満たせそうな感じ
・母の日にステキなものを贈りたいという心の中

大型ショピングモールの中では、ライト層(ふと流れてくるお客)も多いので、「なんか良さそう」という雰囲気の設定が大切。

③ 離反顧客
ご利用いただいていたが、最近はご利用いただけていないお客様に関しては、「お久しぶりですね」という気持ちで接すること。

そして、「やっぱりここには変わったもの、質の良いものがあるね」と再認識していただけることを目的とする。

普段はバタバタしていて、なかなか土日にお店をのぞいてみようとならない方もおられるだろう。

そんな方に「あ、そういえば最近あのお店行ってないね」
「久々にのぞいてみようか」と10連休のうちの1日でも貴重なお時間を割いてもらえたなら幸いである。

だからこそ、「やっぱりステキなものあるね」と感じてもらえる設計にしておく必要がある。


以上のような感じでGWを通過していこうと思う。

「売上」はもちろん重要だけれど、多くの人が流入する期間は費用をかけずに「広告・宣伝」を行える絶好のタイミングである。

今と未来を俯瞰してみることが大切だと再認識しながら。




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