宮﨑紗矢香

1997年生まれ。上智大学大学院地球環境学研究科修士課程。国立環境研究所 社会対話・協…

宮﨑紗矢香

1997年生まれ。上智大学大学院地球環境学研究科修士課程。国立環境研究所 社会対話・協働推進室コミュニケーター。大学時代、Fridays For Future Tokyoのオーガナイザーとして活動。共著に『グレタさんの訴えと水害列島日本』(学習の友社、2020年)。

マガジン

  • 環境/社会教育プログラムまとめ

    学校教育では終わらない、あたらしい学びの場が日本各地で始まっています。 ミヤザキが体験してきた、国内外の教育プログラムを紹介します。 海外留学・国内留学の参考にしていただければ幸いです。

最近の記事

【8/11~13開催】大自然と新たな自分に出会う夏「みなかみディープタイムトラベル」参加者募集!

Find our Oasis ​生命の起源をたどる3日間. 利根川の最初の一滴が流れる、水源郷・群馬県みなかみ町で 地球環境とのつながりを取り戻し、自己の内省をはかるリトリートプログラムです。 主催者が、イギリスのシューマッハカレッジで体験してきた 「ディープタイムウォーク」や、 生物多様性復元「赤谷プロジェクト」への訪問、 「未来に残したい草原の里100選」プロジェクトに選定された 草原でのリトリートなどを予定しています! お申込み・詳細はこちら! みなかみの水はあな

    • 【6/18~20開催】水源地みなかみで生命の起源をたどる「みなかみディープタイムトラベル」参加者募集!

      Find our Oasis ​生命の起源をたどる3日間. 水源地であるみなかみの土地柄をいかして、 生命の起源をたどり、自己の内省をはかるプログラムです。 主催者が、イギリスのシューマッハカレッジで体験してきた ディープタイムウォークや踊る瞑想(ムーブメント・メディスン)、 生物多様性復元「赤谷プロジェクト」への訪問、 「未来に残したい草原の里100選」プロジェクトに選定された 草原でのリトリートなどを予定しています! お申込み・詳細はこちら! みなかみの水はあなたへ

      • 水源地で地球の起源を探り、私たちの源へ還る旅「みなかみディープタイムトラベル2022」開催レポート

        利根川の最初の一滴を生み出す、群馬県みなかみ町。 東京都心から1時間ちょっとで訪れることができる距離にもかかわらず、 ここには日本を代表する貴重な自然が数多く残されています。 日本百名山の一つである「谷川岳」や、登山家を惹きつけてやまない絶壁「一の倉沢」などは、よく知られたシンボルの一つ。 年間を通して、様々なアウトドアアクティビティが充実しており、全国各地から多くの観光客が訪れます。 地域の大切な資源であり、宝である豊かな自然と上手につきあいながら まちづくりを展開

        • 11/25(金)~27(日)ユースのための教育ウィーク「学校の外にあるがっこう」を開催します!

          11/25-27 ユースのための教育ウィーク 「学校の外にあるがっこう」を開催します! お申込み・詳細↓ <開催背景> 去年の夏に会社を辞めてから、日本で生まれたばかりの様々な探求/教育プログラムに参加をしてきました。 ♦︎デンマークにある フォルケホイスコーレ をモデルにした人生の学校や、 ♦︎ 気候危機 時代にわたしたちのウェルビーイングを探求する対話&実験の学び場、 ♦︎ユネスコ認識の sdgs 教育プログラムなど。 英国にあるシューマッハーカレッジ もそ

        【8/11~13開催】大自然と新たな自分に出会う夏「みなかみディープタイムトラベル」参加者募集!

        • 【6/18~20開催】水源地みなかみで生命の起源をたどる「みなかみディープタイムトラベル」参加者募集!

        • 水源地で地球の起源を探り、私たちの源へ還る旅「みなかみディープタイムトラベル2022」開催レポート

        • 11/25(金)~27(日)ユースのための教育ウィーク「学校の外にあるがっこう」を開催します!

        マガジン

        • 環境/社会教育プログラムまとめ
          2本

        記事

          【11/12~14開催】水源地みなかみで生命の起源をたどる「みなかみディープタイムトラベル」参加者募集!

          Find our Oasis ​生命の起源をたどる3日間. 水源地であるみなかみの土地柄をいかして、 生命の起源をたどり、自己の内省をはかるプログラムです。 主催者が、イギリスのシューマッハカレッジで体験してきた ディープタイムウォークや踊る瞑想(ムーブメント・メディスン)、 生物多様性復元「赤谷プロジェクト」への訪問、 「未来に残したい草原の里100選」プロジェクトに選定された 草原でのリトリートなどを予定しています! お申込み・詳細はこちら! みなかみの水はあなたへ

          【11/12~14開催】水源地みなかみで生命の起源をたどる「みなかみディープタイムトラベル」参加者募集!

          生きとし生けるものとの調和を結ぶ家「シューマッハー・カレッジ」で学んだこと~スモール・イズ・ビューティフル"を体現する、英国の小さな大学~

          学校をつくりたい。 去年の夏に会社を辞めて、真っ先に思ったことはこれだった。 既存の教育システムは、今や社会のあらゆるところに弊害、ひずみをもたらしている。 大学では、多くの学生がエコロジーを学ぶことなく、エコノミーを学んでいる。 その結果、経済や産業にとって都合のいい人材が大量生産され、地球温暖化や生態系の喪失にはじまるような、環境破壊をも生み出す結果を招いている。 この現状を変えなければいけない。 大学を卒業し、会社に就職してわずか1年半しか経過していなかったが、当時

          有料
          500

          生きとし生けるものとの調和を結ぶ家「シューマッハー・カ…

          9/4(日)1day水源のリトリート&読書会inみなかみ開催のお知らせ

          \利根川の源流、群馬県みなかみ町で 1dayリトリート&読書会を開催します/ 👉お申込みはこちら 本📖を片手に、森の奥地へ...... 水源地で味わう、”ふたりっきり”の時間 ================== ▷水と森林と人を育む、ユネスコエコパークとして知られる、群馬県みなかみ町。 その山奥に佇む、利根川最初の一滴が湧く水源の小さな森。 森の入り口に広がるのはススキ草原。 全国でも国土面積の1%に満たない、水源と森と草原が共存しているこの場所は、かねてより入会地

          9/4(日)1day水源のリトリート&読書会inみなかみ開催のお知らせ

          【参加者募集】英国シューマッハ・カレッジ1week体験プログラム報告会

          "スモール・イズ・ビューティフル"を体現する、英国の小さな大学院大学「シューマッハ・カレッジ」への冒険記録 お申込みはこちら↓ ホリスティックな(全体性)教育と、コミュニティ。 Head, Heart, Hand(頭、心、手・身体)すべてを大切にし、全身を使って学び、実践する。 自分自身について、社会について、それを支えるいのち、生態系の繋がりに、気付く。 インド人の哲学者サティシュ・クマールさんが今から25年ほど前に創立し、経済や科学、農業や心理学などを横断的に身につ

          【参加者募集】英国シューマッハ・カレッジ1week体験プログラム報告会

          【参加者募集】知って終わらせない!SDGs 学校から始まる社会変革

          \SDGsに取り組む(取り組みたい)、すべての学生・先生にお送りする特別企画/ お申込みはこちら↓ この数年で急速に知られるようになったSDGs。 聞いたことはあるけど、詳しくは知らない...何から取り組めばいいかわからない... そんな思いを抱いている人も多いのではないでしょうか? 本イベントでは、教育現場を中心に、SDGsの普及啓発に携わってきたゲスト講師をお招きし、対話する機会をもちます。 今さら聞けないSDGsの中身や活用法を、この機会に学んでみませんか? な

          【参加者募集】知って終わらせない!SDGs 学校から始まる社会変革

          【6/2(木)20時~オンラインイベント】ともに話し、みんなで決める オンライン参加型合意形成ツールの可能性とは?

          \\6月は環境月間!未来へのアクションをはじめよう// ~市民の声を社会に反映させるには?Z世代と有識者が、テクノロジーを用いたオープンガバナンスについて考えます~ お申込みはこちら▼ SDGsのゴール、2030年まであと8年。近い将来、あなたは何をしていますか? もっとその先、30年後は?誰とどこで何をしているのでしょうか? ニュースを見れば、世界的な問題があふれているように見えます。 コロナはいつ終わるのか定かではないし、自然災害は止まらないし、安全保障の問題はどう

          【6/2(木)20時~オンラインイベント】ともに話し、みんなで決める オンライン参加型合意形成ツールの可能性とは?

          生理前で心が落ち着かない時に読む本

          先週あたりから、なんだか気が立っているのを感じます。 ちょっとしたことでイライラしたり、かと思えば、漠然とした不安に襲われたり。涙があふれて、こんな人間いなくなったほうがいい、とまで考えてしまいます。 心当たりのある方もいらっしゃるかもしれませんが、いわゆるPMS(月経前症候群)だろうな、と感じています。 カレンダーを見たら、ちょうど生理前にあたっていました。 なんとなく理由がわかると安心しますが、得体の知れない不安や孤独に苛まれて、自分の身の振り方を間違えるときがこ

          生理前で心が落ち着かない時に読む本

          【イベント情報】生命の再生から考える、これからの環境問題~「気候危機を一世代で終わらせる」新刊『リジェネレーション』をもとに語ろう~

          人間としてありたい生き方を描くために。 本を片手に語ろう、新しい物語を創ろうーーー 先日、山と渓谷社より出版された書籍『リジェネレーション』では、「すべての行動と意思決定の中心に生命を置く」という理念がうたわれています。 『リジェネレーション』は、地球温暖化を逆転させる100の方法を示した世界的ベストセラー『ドローダウン』の続編であり、書籍のなかで提唱されている、新たなアプローチです。 気候変動、コロナウイルス、ウクライナ危機etc 世界は混沌としているように思えます。

          【イベント情報】生命の再生から考える、これからの環境問題~「気候危機を一世代で終わらせる」新刊『リジェネレーション』をもとに語ろう~

          【気候文学対話オープンダイアローグ】SFが伝える気候変動~科学者と読み解く小説『2084年報告書』~3/20(日)開催

          ※アーカイブ配信あります!お申込みはこちらから。 「気候文学対話~心を守るための読書会~」特別編! ”なぜ、人類は温暖化を阻止できなかったのか?” 2084年を舞台としたSF小説『2084年報告書』をもとに読書会を開催します。 今回はオープンダイアローグと題して、気候科学者の江守正多さんをお招きし、地球温暖化の現状解説も行っていただきます。 2月末に公表された、IPCC最新レポートに関するお話も必見です。 扱うテーマは気候変動になりますが、対話する内容に制限はありませ

          【気候文学対話オープンダイアローグ】SFが伝える気候変動~科学者と読み解く小説『2084年報告書』~3/20(日)開催

          朝ドラ「カムカムエヴリバディ」と祖父の日記が伝える、100年のファミリーストーリー~大切な人が幸せであるために。私たちは「よりよき祖先」になれるか?~

          「あずきの声を聞けえ 時計に頼るな 目を離すな なにしゅうしてほしいか、あずきが教えてくれる 食べる人の幸せそうな顔を思い浮かべえ おいしゅうなれ、おいしゅうなれ、おいしゅうなれ...... その気持ちがあずきに乗り移る。うんとおいしゅうなってくれる。 あめぇ~あんこが出来上がる」 上白石萌音さん演じる安子のセリフにあわせて、思わずとなえてしまう、「あんこのおまじない」。立ち上る湯気から、小豆の甘い匂いが香る。 その様子をテレビ越しに見ていると、あるはずのない香りに、気づけ

          有料
          300

          朝ドラ「カムカムエヴリバディ」と祖父の日記が伝える、10…

          ミヤザキサヤカの「ZINE」~小さなわたしのメディアを作ってみた~

          前回のnoteに引き続き、人間活動家の宮﨑です。 気候危機に問題意識を持ちながらも、環境活動家ではなく、人間活動家を自称する者として、私なりの「活動」を拡げていきたいと思っています。 ここにおける「活動」とは、ハンナ・アーレント『人間の条件』にある、人の営み「労働」「仕事」「活動」の中の、3つ目の「活動」です。 「活動(action)」:言葉を用いて他者とコミュニケーションを行う営み。誰かとおしゃべりしたり議論したりすること。 気候災害が深刻化する昨今、「人間活動」が

          ミヤザキサヤカの「ZINE」~小さなわたしのメディアを作ってみた~

          地球温暖化の主因「人間活動」を考える~ハンナ・アーレント『人間の条件』にみる、労働・仕事・活動の3つの営み~

          私は、2020年から「人間活動家」を名乗って活動しています。 「環境活動家」ではなく、「人間活動家」です。なんだよそれって感じですよね。きっかけは、次の言説です。 地球温暖化の支配的な原因は、人間活動による温室効果ガスの増加である可能性が極めて高い。 Fridays For Futureで活動するようになってから、メディアや書籍で見聞きした文言です。 「人間活動」にんげんかつどう。 はじめて聞いたときは、なんか耳慣れない言葉だなと思いました。言わんとしていることはわ

          地球温暖化の主因「人間活動」を考える~ハンナ・アーレント『人間の条件』にみる、労働・仕事・活動の3つの営み~