成人の日に話すことでもないけど、よく私は生きてたな

さくらももこのエッセイで
おじいちゃんのことをめちゃくちゃに書いた話がある(葬式の話)

あれは当時批判もあったと後日談にかいてあり、
驚いた記憶がある
同時に
『分からない人たちがいるんだな』と思った 
身内に酷い人がいて、身内だからこそ関係を切れないし、ずっと我慢を強いられる、
そこを暗い話ではなく、
面白いエピソードに昇華したのは素晴らしいとしか言いようがない

極端な私の話、
親を殺したニュースが流れれば
『苦しかったんだね。よくやりとげたね自由だね』
自殺した学生のニュースが出れば
『地獄から逃げ出せたんだね。羨ましいな』
と思っていた
学生時代、そういう家庭で過ごした

そんな経験がない人がうわべだけみて
批判する
愚か

うちの親はどこに出しても恥ずかしい親だ
色んなエピソードが出てきては
結構酷いものばかりだと毎回思う
傷付いた過去を笑って話してしまうのも防衛本能だろう
親の謎の暴論によく振り回され、殴られ、
正座説教、土下座、あげくに過呼吸を起こし、
自殺衝動に駆られ、走り出したこともある

今思うと
よくあんな地獄で私は生き抜けたな
と感じる

よく生きてたな!!!

小6の頃、
『こんなのがずっと続くのか、よし死のう』
と窓開けてぼーっとしてた

22の頃、実家に強制連行され暴論吐かれながら仕事を手伝わされた後、
衝動的に階段を駆け上がり、
『最上階から飛び降りて死のう』
と思った

踏みとどまって本当によかった

耐えて耐えてそこから行動して親と縁切りして
親に支配された世界は狭く、そこから出たら色んな人がいて、私を酷く扱うのは一部だと学び
視野が広がった

そこから色々行動範囲を広げて
今の旦那に出会えた

今は心から
幸せだと感じる

毒親、毒身内から逃げたり、関係を断ち切り負の連鎖を止める、そんな法律ができてほしいと願う

親ってだけで子供を玩具にするな!!!!

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