勝手に名前をつけちゃおう

=事象の命名はとても大切=
何だかわからないウィルスが忍び寄ってきます、
よりも新型コロナウィルスが流行っています、の方が
とりあえず安心します。


お腹が痛いけど、何だろうな。
盲腸だろうか、胃癌だろうか。
病院へ行って胃腸炎です、と言われるととりあえず安心します。


うちの子、小さい頃から
歩き回って、飛び出すし、じっとしてないのよ、
一体、何なんでしょうね、周りの子はもうちょっと
落ち着いているけど。
小児科でみてもらったらADHD多動性症候群だって。
そうだったんだーと。



こうやって名前をつけられると落ち着くのです。


だから何でも「こういうのを潔癖症というのです。」
と言ったり、腰の痛みはどんな痛みであれ「肋間神経痛です。」と
言ったりするのです。


ちなみに「〇〇症候群」なんていう名前はいい加減なものです。


自然現象でも
対流で起こる雲をレンズ雲と言ったり、
同じ運動が波長を揃えて起こる運動を共振運動と言ったり
してとにかく名前をつけるのです。


こういうのを命名効果と言ったり命名作用と
言います。笑。


行動心理学ではバーナム効果ともいい、
人を信じさせたり型に嵌め込む時に用います。


さて、これを逆手にとって、自分の
逆境に応用してみましょう。


自分の気持ちが落ち込んでいる時の
ことを落ち込み症候群と言います。


自分の気持ちが不安定で怒ったり笑ったりして
気分に幅がある時を船酔い症候群と言います。


落ち込み症候群の時の対処法は
短調の曲を聞くことです。
決して落ち込んでいるかと言ってロックとかを
聞いてはいけません。
静かで悲しい曲があなたの心と同調して癒しに向かうのです。


船酔い症候群の時は
逆に激しい曲を聴きます。
するとその波に同調して安定へと向かいます。
というように自分で自分の現象や他の人や事象を
命名効果で良い方向に持っていくことができます。


このような療法を命名療法と言います。
勝手に名前つけました。😂

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