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中学生の問題集選び6つのポイント

中学一年生に問題集を選んであげました。

本屋さんにいくとものすごい数のワークやガイドが並んでいます。
どれを選んでいいのか、迷ってしまいます。

僕は学研の「学習」と静岡教育出版の「夏休みの友」「冬休みの友」の
執筆をしていたことと、塾経営から次のことが確実に言えます。

1 ポイント(重点)と基礎問題、応用問題、定期テスト予想問題が
  バランスよく入っている問題集を選ぶこと

2 問題が多すぎるとそれだけでやる気が失せる。
  優しい基礎的な問題を何回もやることが大切。
  問題しか載っていない問題集は避ける。

3 教科書ガイドは要らない。
  それよりも1時間1時間の授業に集中すること。
  授業の中で覚えてしまうくらいの集中度が必要。

4 ポイントや説明が多すぎるのも焦点がボケる。
  端的にまとめてあるものを選ぶこと。

5 中学生までは書き込み式を選び、高校生になったら別ノート式を
  選ぶこと。書き込んだ方が「やった感」が大きい。

6 短い期間で学校の授業よりもハイペースで終了させること。
  3回から4回、同じ問題集をやること。
  その際にはできたのは○、できなかったのは一を付けて
  2回目もできなかったら十にして4回、5回目と米の印を付けていく。

学研はさすが大手だけあって、1ページを5人で作ります。
問題作り、構成、イラスト、検証など担当があります。

ところが夏友や冬友は一学年分全てを2人で作ります。
予算の関係でしょうが、明らかに出来が違います。
もちろん執筆料も雲泥の差です。

選んだのは次のものです。
ポイント、基礎問題、応用問題、テスト対策、付録
問題の配列(易→難)もよく考えられています。
参考になれば幸いです。

中一数学

中一英語

中一理科

このシリーズはいいです。


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