出勤3日目。

今日は新人が代表から直接怒られたのに、代表にまで言い訳をする始末であった。
もうこれは駄目だ、と思った。

食事会の帰路、タクシーで帰って領収書をもらう様に、とのお言葉に甘えた。
日頃タクシーなど使わない私は、なかなかタクシーを拾うことが出来ずにうろうろと道路を徘徊する不審者と化し、ようやく手を挙げて乗ることができた。

タクシーのおじちゃんとたわいも無いお話をした。みんな苦労してるんだな、と思う。今日は早く上がるから深夜3時まで走るんだよ、と当然の如く口にするおじさんに驚く。
運転が好きじゃなきゃこの仕事は務まらないですね、とおっしゃる。好きを仕事にしたって、苦労は付き纏うものだ。

今の私も精神福祉手帳3級の政府が認めた精神障害者となったが、それは毎月の報酬に付き纏う対価なのだと思う。

代表は新人のあまりの酷さに怒り心頭し、やはり私は辞められそうにない。
私を超えてくる超優秀な新人が現れない限り、私は会社から逃れることが出来ない。
こう考え始めると、どうやって死のうかとそちらに思考がいくので考えるのを辞める。

明日と明後日は休みだ。
一度気持ちをオフにし休息を取ろうと思う。
あまりに1日に色々な事が起きた為頭がまだ追いついていない。