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『触り心地、着心地』

何となく感じる

さらさらと

贅沢は言わない

せめてこんな感じ

そんなこと言わないで

触り心地や着心地

触れて初めてわかるもの

指紋がなくなるまで

触れ続けたい

綿がいい、面でいい

平たくすると、冷たく感じ

丸く空気を包み込むと

温かく感じる

自然な風合い

肌に馴染む

手触り


安らかに眠りにつく


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触れないとわからない

手触りや肌にあたった感覚

ゴワゴワした感じは嫌だ

さらさら感がいい

つるつるの、シルクのような

高級なものは求めてない

そう!

広げて平らにしてみると

ずっと触り続けたくなる

でも、冷たく感じるのは何故かな

丸まった袖のようなものは

温かく感じるのに…

大きく広げると、敬遠されてしまう

人と同じなのかな

心を広げすぎると、逆に遠ざかってしまう

空気を包み込む丸い筒があるだけで

見た目も柔らかく、少しだけ安心する

触って欲しい 見てほしい 触れられたい

平に広げ過ぎないように

空気を包み込む丸い筒を、そっと置いておく

みんなが袖を通したくなるような

さらさらとした綿生地でいい

汚れたら洗えば良い

ふわっと

空気を包むこむ

それだけでいい


「言葉たち、ありがとう」


「最後まで読んでいただき、ありがとうございました」


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