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Plot47調査員の物語#38: 「ブラックフライデー」 <ー 最近日本にも入ってきた習慣、本来の意味は?

今回は「ブラックフライデー」について見てまいりましょう。

そもそも、この「ブラックフライデー」の不思議な呼び方はなんなの...?

「ブラックフライデー」: アメリカのサンクスギビングデー(感謝祭)の翌日の金曜日のことであり、小売店などで大規模な安売りが実施される日です。

由来は、1961年ごろから、フィラデルフィアで始まり、1975年にはかなり広まった比較的新しい言葉です。当日は買い物客で道路が混むことからそう呼ばれています。名付けたのはフィラデルフィアの警察で、人が外に溢れて仕事が増えるために「真っ暗な金曜日」と呼んだことがきっかけとされます。

当初、小売店などはこの言葉に不快感を示して「ビッグフライデー」という言葉を作りましたが、一般には「ブラックフライデー」で広まった。その後、フィラデルフィアの新聞が「小売業者が儲かり黒字になる」という解釈を発表してからは、良い意味で使われるようになりました。

現在では、アメリカだけでなく、世界各国で「ブラックフライデー」を冠したセールが行われています。

なお、アメリカでは感謝祭は木曜日なので、ブラックフライデーは金曜日となります。2023年のブラックフライデーは、11月24日です。

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