見出し画像

ゴミ箱の前で泣いたお話

こんにちは、アフリカと子どもが大好きな19歳のハセガワトアです。

今回は、昨日あった落ち込んだ出来事をお話ししようと思います。

一刻も早くネタにして、昨日の出来事へのイメージを変えたくて、自分のためにも書いてます。

こんなやつも世の中にいるんだなと思ってぜひ読んでいただきたいです。

物捨てられない案件


私は、物をなかなか捨てられません。

特に人からもらったものは本当に捨てられません。

一つ一つの物にいろいろ意味付けをしてしまって捨てられなくなります。

友達からもらったギフトの包装紙ですら捨てられるようになったのは最近です。

もっと捨てられないエピソードで言うと、塾講師をしていると、ふざけて使った計算用紙をプレゼントと言って渡してくる子がたまにいるんです。

そんなの誰から見てももうゴミなんです。

渡した子どもですらゴミだと思って渡してるはずです。

でもなんと私はそれすらも捨てることができません。

ゴミ箱の前で号泣事件


ではここで昨日起きた事件についてお話しします。

共同生活で人の入れ替わりも激しいKISEKIでは、荷物が入らなくなった帰国する人から何かをいただく機会があります。

今回の事件のきっかけとなったのは、少し丈夫な袋。

帰国する方からいただいた物が入っていた袋です。

少し丈夫だけどおそらく元の持ち主もきっと必要ではなかったのだと思います。

それをもう使わないとは分かっているもののずっと捨てられませんでした。

袋ももらったものに分類されるからです。

でもそれを昨日どうしても捨てたかったんです。

ただ下に書くことが理由でなかなか踏ん切りがつかなくて、三十分以上袋を眺めて葛藤しました。

使わないものは捨てていいんだ、そう言い聞かせてゴミ箱の前に行きました。

なのにどうしても捨てられなくて、でも捨てたくて、その葛藤でなんと恥ずかしながらゴミ箱の前で泣いてしまいました。

19歳がゴミ箱の前で泣いてるってただ事ではないと思ったルワンダ人のKISEKIスタッフが、どうしたのかと話しかけてくれました。

拙い英語で泣きながら事情を説明したら、なんとその袋は私が使うよと言って引き取ってくれました。

恩人です。

それでその袋の行先は決まったわけで、問題は解決したはずですが、これですべてがうまくいったと思えないのが豆腐メンタル日本代表の私です。

なぜ袋を捨てられなかったのか


さてここで、なぜ私が人からもらったものを捨てられないのかをお話しします。

以前お話ししたように、私は強迫性障害です。

詳しくはこの記事をご覧ください。

物を捨てることに関して、私は強迫観念があります。

物には魂が宿っていて、人からもらったものを捨てたら罰が当たるという強迫観念です。

ふざけてんのかって感じですが、私はこれが怖くて今回の袋を捨てられなかったのです。

普通に考えて、こんなことで罰が当たるわけないのは自分でも分かっているのですが、なんせそう簡単になくならないのが強迫観念です。

少し前まで、テレビやネットでコロナの人を見たら自分もコロナになると信じ込んでいた人間です。

そんなのおかしいじゃないですか、画面からコロナがうつるわけないんです。

それでもそう信じてしまうのが強迫性障害です。

それで今回も袋を捨てられなかったわけです。

ではなぜ袋をルワンダ人に引き取ってもらってからも気持ちが晴れなかったのか。

それは、アフリカに来てからすこぶる調子が良くて、自分が病気なのを少し忘れていたからです。

やっぱりまだ完治していなかったんだな、ゴミ箱の前で泣く人間のままだったんだな、そう痛感して悲しくなったのです。

豆腐メンタルは本当に些細なことで飛躍して落ち込んでしまいます。

今回なんてただ袋を捨てるか捨てないかの話だったのに、勝手に自分で飛躍して病気が治ってないどうこうで落ちこんでいたのです。

自分でも馬鹿だなとは思いますが、これが私ということで今回はネタにしてみました。

また落ち込むことがあれば自分のためにもここに書きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回の投稿も読んでいただけたら嬉しいです。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?