その昔、関口宏司会の「クイズ100人に聞きました」という番組がありました。一般人100人に対して行ったアンケートの結果を推測して回答する、というTBS系列のクイズ番組です。1979年から1992年まで放映されました。

これは、米国の「Family Feud」という、今も続くロングラン番組のパクリでした。
《再勉》時代にこの米国版元番組を妻がたまに見ることがあり、《アンケート結果》が日本版と微妙に違っていて面白い、と話していました。

ある日の質問の結果が当時のメモに残されていました。
質問：
「wife100人に聞きました。彼女たちが家庭内でhusbandに期待していることはどんなことでしょう？」

米国版の結果は
１位：Partnership
２位：Sex
３位：Cooking
４位：Love
５位：Repair

特に２位の《Sex》という単刀直入な答えには、さすがアメリカだと感心したそうです。５位の《Repair（修理）》というのも率直ですな。

日本で同じようなアンケートはないか、とネットで探していたら、
１位：経済面の支え
２位：困ったときに助けてほしい（送迎・防犯など）
というのがありました。

なるほど。《財布》と《便利屋》ですか。
うーん、こちらも率直です。

日米ともに正直な答えのようですが、《方面》が異なりますね。
この《方面》の違いは、むしろ、
《人前でも恥ずかしくなく言える》内容の違いかもしれません。
例えば、
・米国のwifeはhusbandに経済的に依存している、と言いにくく、
・日本のwifeはhusbandを性的に必要としている、と言いにくい。
どうでしょうか？