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【日々の見方・思考の断片】

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きみのめに世界はどんなふうにうつるのだろう。
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#エッセイ

世界はときどき、まぶしすぎるから(定期マガジンでたいせつにしていること)

さてさて定期購読マガジンなるものを始めてみたのはよいけれど、いったんクローズドな場をメイ…

しずかな場所がほしくて(定期購読マガジンはじめます)

こんなことを言ったらごうまんに思われるだろうなとか、あらぬ方向から批判されたりするんだろ…

297円のサーモン。

午前中に出かけた帰り道、たまの贅沢にひとりでカフェランチでもしてやろうかと思って歩いてい…

歯医者へ行った日の脳内日記

歯医者へ行った。 そもそもわたしの歯はどちらかというと虫歯になりにくいタチらしく、そうい…

エッセイになる気持ち

おなじみ(?)プログラマの夫が、1週間ほど前から突然、エッセイめいたものを書きはじめた。 …

だいじょうぶ、だいじょうぶ

「#社会人1年目の私へ」という企画をやっているのはぼんやりと知っていたけれど、なかなか書く…

消えゆくもの

なんでもない瞬間にふと、死について思いを馳せることがある。 病にふしているときや、誰かの死を見送ったときではなくて、むしろ幸せいっぱいな夜なんかに。 たとえばこの前は、日中、友だち家族と子連れで牧場にでかけて、1日めいっぱい遊び、とても充実した時間を過ごした日の夜だった。ひとりでシャワーを浴びながら「ああ、今日楽しかったなあ」なんて思い返していたら、いつのまにか、死のことを考えていた。 楽しかったなあ。幸せだなあ。 そんな満たされた気持ちが心の中にあるときにこそ、ふと

皿からパクチーを取りのぞくような気づかい

“相手のためによかれと思ってしていることが、相手によっては嬉しいどころか、むしろ悲しい思…

打ち上げはスーパー銭湯で

打ち上げという単語が縁遠くなってひさしい。 そもそも大勢のパーティは得意じゃないので、ひ…

どこまでも遊軍でいたい

つくづく自分は、ひとの上に立つことには向いていないなあと思う。 よく「部下に仕事を任せら…

風を通したがる話

「あの子、すぐ風を通したがるでしょう」 産後、母が泊まり込みで手伝いに来てくれていたとき…

考え方が違うのはべつにそれ以上でもそれ以下でもない

“わたしはわたしで、あなたはあなた。同じにする必要もないじゃない?” 以前のnote「違うけ…

毎日、目にする景色

ずうっと背景に山があった。 2泊3日の宇和島出張中の話だ。車で移動していても、ほぼいつでも…

やさしいものさがし

花粉症と風邪のミックスで、どうにもぼんやりと体調がわるい。 そんなときは文章も、やさしいものしか読みたくないし、書きたくない。 やさしいもの、やさしいもの。 頭の中にはいちご大福とか、ペコちゃんのほっぺとか、マシュマロとかがぽこぽこと浮かんでくる。 手元にあればそれについて存分に描写したいところなのだけれど、あいにくないので、なんだかなあとなる。今日は買いにいくほどの元気もない。 お菓子の棚をのぞいてみると、いかみりんせんべいとチョコパイ。うーん。 いかみりんせん