[R6入試合格者が伝える]昭和大学医学部の国語受験は超オススメ〜その理由と対策法〜[帝京大学医学部の問題と共に徹底分析]

この記事では、私立大学の医学部医学科入試における国語受験に必要な情報が網羅されています。

医学部受験、特に私立は「英語・数学・理科2つ」の4科目がほぼ必須となっています。しかし、中には私のように数学がどうしても出来ないという受験生や、国語はとても得意だという受験生もいるかと思います。この記事では、医学部受験にむけた1年間の勉強を「帝京大学と昭和大学」の2つにのみ捧げ、数学を一切勉強せずに合格を勝ち取った私の思うところを書いていきたいと思います。

結論から書きますと、「国語受験は勧めない」「昭和大学医学部の国語は難しい」と巷ではよく言われますが、私は大いに国語受験を勧めたいと思いますし、穴場だとも思っています。ぜひ、皆様の参考になれば幸いです。


目次


・私の紹介
・この記事のスタンス
・免責事項と警告
・noteの販売にあたり
以下有料コンテンツ
・更新履歴
・帝京大学国語受験について〜昭和と比較しながら〜
・昭和大学国語受験について
 ・昭和の国語の受験者数
・国語受験に関する噂で、私も確認が取れていない部分
・その他の国語受験に関する考え
・国語受験の勉強方法、おすすめの対策、参考書など(私の例)
おまけ
・英語、生物、化学の対策(昭和大学と帝京大学に向けて)
・参考リンクや動画

私の紹介

・私は、地方の公立高校を卒業しました。現役時代から医学部を目指していましたが、化学と数学は苦手で結局卒業後には浪人を重ねてしまいました。ずっと数学を使う受験を続けていましたが、化学はなんとか伸ばせたものの、数学が壊滅状態で結果は全く出ませんでした。3浪目に差し掛かった年、私は「数学を捨てて1年頑張る」という賭けに出て、文字通り数学を捨てた後に昭和大学医学部に国語受験で合格しました。この時点でも、浪人に不寛容と巷で言われがちな昭和大学に国語でも問題なく受かる(面接で落とされない)ことをよく理解していただけるかと思います。また、偏差値的な話として私自身驚きましたが、帝京大学医学部には不合格(二次落ち)となり、その経験からもこの記事では昭和大学を主に推したいと思います。(帝京に関しても思うところや問題分析をいくつか書きます。)

・なお、予備校という環境が苦手だった私は、完全に宅浪・独学で合格しましたがそれを倣えとは言いませんし、勧めません。ただし、医学部の国語受験について予備校の先生やチューターと対立するようであれば、上手い使い方や距離を考えてください。

この記事のスタンス
・ご自身やお子様が「再受験」「文系」「数学アレルギー」「読書好き」「急に理転して医学部を目指す」様々な方がこの記事にたどり着かれたかと思います。私は、ぜひ1年掛けて数学を捨て、昭和大学と帝京大学の「現代文、英語、理科2つ(帝京は1つ)」に向けて勉強することを勧めます。浪人が1年単位なので「1年」と書きましたが、別に最低限の国語力があれば半年でも良いのです。国語選択者は膨大な数学の勉強時間を理科に充てられるため、かなり有利です。宅浪1年で国語受験のみで受かった私が言いますが、国語受験を何も考えずに勧めない人はノイズでしかないことが多いと思います。だって、その人は数学を捨てて国語受験で私立医学部には受かっていないし、その実態を知らないのですから。

・そこまでしなくても、数学は他大学用に勉強しつつ、併願先として昭和や帝京を国語で受験することを勧めます。これは、数学よりも国語の方が同じ点数をとるのに努力量が少ないからです。

・帝京の方が昭和より偏差値は下ですし、科目も1つ少ないですが、その分高得点勝負です。下に詳しく書きますが、国語の問題も帝京の方がよく練られているとも思います。つまり、昭和に力を入れることを勧めますし、その意味で理科はどの組み合わせでも良いので2科目やるべきです。(なお、昭和のここ最近の生物はかなり基礎的で、他の科目よりも有利です。)この記事でも帝京については触れますが、あくまで昭和を勧める方向で書いていきます。

・ただし、共通テストの現代文で7割を下回るような人には、基礎的な読解力の養成に時間がかかるので勧めません。

・また、昭和は英語と数学を同じ140分の間で行います。帝京も英語は必須です。英語が苦手で時間がかかる方には勧められません。

・何にせよ、昭和の過去問の記号問題漢字問題で適当な時間を使って6-7割以上取れる人には国語受験を勧めます。

免責事項と警告
・国語選択での合格を保証するものではありませんし、その選択により起きた結果について私は一切責任を負いません。

・特に、数学を完全に捨てるタイプの場合は「昭和大学医学部」「帝京大学医学部」「近畿大学医学部共通テスト利用後期」の3つが主軸になるかと思います。逆に言えば、実質的にこの3つしか受けられないことになるので、そのことによる受験期の精神的プレッシャーに打ち勝つ気概が必要です。ただ、上にも書きましたが3年浪人でも国語では受かりますので、私の体験を是非上手く「自信」に変換してください。私自身、「国語では受からない」「国語で受かるのは現役だけ」という変な噂に苦労したので、本当に自分の選択があっているのか分からない、その気持は良くわかります。

・2月に昭和に合格したあと、4月からの受験生が勉強の方向性を決めれるように急いで書いているので、誤字脱字や分かりにくい表現があるかと思います。こんな記述力でも国語受験で受かるんだと思ってくれれば幸いです笑 
特に2024年の3〜4月にはどんどん加筆していきたいと思います。誤字脱字以外の訂正は全て更新履歴に書きます。

・著作権法に基づき、有料公開の内容についてスクリーンショットを含めて他者に拡散することを禁じます。

・販売価格は変更する場合があります。購入後、1ヶ月以内に値下げした場合はメールアドレスにご連絡いただければ差額を返金します。(こちらからご連絡する手段がなく申し訳ないです。)

・以下の情報は、令和6年3月5日時点での傾向などをまとめたものであり、入試傾向の変化などには対応できません。

・現代文一般の対策については現時点では書いておりませんが、今後加筆する場合があります。2大学に特化した対策やコツ、私が使った参考書などは書いております。

noteの販売にあたり

昭和大学医学部に国語で合格した方は母数がそもそも少ないのでかなり限られています。予備校や学校でも指導経験がほぼ無いかと思います。
当事者である私が受験生目線、また入学後の繋がりとして先輩や他の受験生から聞いたことを惜しみなく書きますので、ぜひご参考になればと思います。

また、購入していただけ方には3往復までのメールでの質問対応は無料でさせていただきます。オプショナルとはなりますが、それ以上のご質問対応や、私でよければ記述の添削などをさせていただきますのでお気軽にご相談ください。質問のQ&Aは特定されない範囲でnoteに公開する場合があります。

記事の内容もそうですが、内部の学生、国語合格者とのつながりを持つ意味でも受験生や保護者様のお役に立てたらと思います。国語以外の質問にも誠心誠意ご対応させていただきます。

更新履歴
・2024/03/07:記事仮公開:最終校正前に試験的に公開するので、一時的な割引価格とします。

・2024/03/08:修正・加筆(800字ほど追加)
・2024/03/10:修正・加筆(200字ほど追加)
・2024/03/未定:記事本公開予定(値上げ予定)



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