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CEO✖️人事対談「"政策共創"の最前線を行くPoliPoliが求める人材とは」

「政治・行政の新しい仕組みをつくり続けることで世界中の人々の幸せな暮らしに貢献する。」をミッションに掲げるPoliPoliでは、幹部(マネージャー)候補の採用強化中です!
どんな人材を求めているか、そしてPoliPoliのこれまでの歩みや今後の展望について、代表の伊藤と人事の村井が本音で語りました。


小さな部屋からはじまった組織づくり

──お2人は2021年から一緒にお仕事されているんですよね。
伊藤:
そうです。2021年以前は3名の共同創業者(現執行役員・経営メンバー)と数名の業務委託で運営していたのですが、資金調達も実施し、ようやく人を増やすぞというタイミングで村井さんに参画してもらいました。

村井:伊藤さんと最初に会ったのは2020年で、PoliPoliのTシャツを着ていたのを覚えています(笑)その1年後にTwitterでメンバー募集を見かけて、事業内容や経営メンバーの人柄も含めて、直感的にゾクゾクしました。

伊藤:そのあと直接会ったのは雑居ビルの一角でしたね。当時はオフィスもなく、エアビーで借りた部屋で共同創業者たちと肩を並べてやっていました。

村井:小さい部屋で隣の部屋にも響くくらいの声で熱弁していましたね。

伊藤:村井さんは生後間もないお子さんがいて、卒論も書いていて、そんな中でPoliPoliで仕事もしたいとのことで「バイタリティ溢れてるな」という印象を受けました。

2022年の5月には、人数も増え、初めてオフィスの契約をしにいきましたね。

村井:そうですね、現在のオフィスがある東京都千代田区平河町のMidori.so NAGATACHO(旧 永田町GRiD)へ、最初は6畳ほどの部屋を借りにいきました。

伊藤:2022年当時はまだ人数が少なく、新型コロナもあり、基本オンラインの体制でした。事業が拡大し、人数も増えて現在は出社とオンラインを混ぜた「ハイブリット形式」で仕事をしています。メンバーが出社しやすいように、さらに広いオフィスの部屋に移動しました。それでも最近は全員が出社すると狭く感じます‥!

3ヶ月に一度メンバー一同で集まり議論する「Office Day」2023年11月

創業メンバーだけのマネジメント体制から脱却

──1人目の人事として入社された村井さん。どのように人事部門を立ち上げたのでしょうか?
村井:
実は、2021年入社当時はプロダクトマネージャーのサポート業務をしていました。2022年3月に初めて正社員採用をすることが決まり、そこから本格的に人事の部署を立ち上げました。

村井:「Employee Experience(従業員体験)部門」のマネージャーとして、労務体制、評価制度、人員計画・採用計画の設定などを実施してきました。

伊藤:PoliPoliは早めに人事制度をしっかり設計したことで、経営メンバーが事業側に振り切って仕事ができました。特に、組織づくりにおいては連携が非常に重要で、EmployeeExperience部門が組織の課題感をメンバーから吸収し、僕や他の経営メンバーと密にやりとりをしてきました。新しいメンバーを受け入れる体制づくりも早々に作れたと思います。

──これまでのPoliPoliの組織体制について教えてください。
村井
:2022年までは、全てのメンバーが経営直下で動くという体制でした。2023年の春頃から、経営メンバーでない社員に、既存事業の委譲が始まりました。オペレーションがある程度整ってきたこともありますが、経営メンバーが新規事業にチャレンジすることからも委譲がマストになっていました。

事業を委譲されたマネージャーが増えたことで、より丁寧な事業戦略の伝達や組織開発・カルチャー浸透、課題吸収が実践できるようになったと感じています。

──どんなメンバーがマネージャーとして活躍しているのでしょうか?
伊藤:
まず委譲したのは政治家と国民を結ぶプラットフォーム「PoliPoli」でした。初めての委譲で不安はありましたが、一般社団法人の創業経験や、官公庁との協業経験もある中井澤さんに信頼して渡すことができました。中井澤さんは今、多くのメンバーをマネジメントし、経営企画としても活躍しています。

伊藤:次に委譲したのは自治体と市民を結ぶプラットフォーム「PoliPoli Gov」です。「もっと多くの人が政策に関われる未来をつくりたい」と、前職の広告代理店から大胆なキャリアチェンジをした山下さんは、会社のムードメーカーとしても活躍しています。事業部長というプレッシャーも抱えつつ、様々な困難をやり抜いてくれています。

伊藤:マネージャーには裁量を多く渡していて、チームごとに成果を出す、1ヶ月サイクルで振り返り・テコ入れの体制を作っています。

マネージャーが増えたことで「チームで経営していく」という意識がより強まりました。ちょうど2023年2月にシリーズAの資金調達を実施し、取り組めるうちに新規事業へ投資をしたいという想いが強かったので、委譲ができたことで2022年に立ち上げた「PoliPoli Enterprise」、2023年に立ち上げた「Policy Fund」を順調に進められたと思います。

村井:情報の吸い上げ・伝達がしやすくなったなと感じています。
マネージャー会議では、経営メンバーだけでは気づけなかった視点のフィードバックも飛び交い、「組織課題についてぶっちゃけこう思うんだよね」「バリューの意味合いってこうなんじゃない?」と腹を割って話す時間も設けられています。

これから一緒に働く仲間について

──どういう組織体制にしていきたいですか?
伊藤:PoliPoliは今、「30人体制」から「50人体制」に変わっていくフェーズです。物理的にマネージャー人材の採用は必要不可欠で、「PoliPoli Enterprise」「Policy Fund」もどんどん委譲していきたいと考えています。

村井:経営メンバー以外にも頼れるマネージャーが増えて、本質的な組織課題の解決と事業成長に向き合いやすくなりました。信頼できるメンバーをもっと増やし、今後到来してくるであろう高い壁も乗り越えていきたいですね。

──PoliPoliのマネージャーとはどんな人材でしょうか?
伊藤
:PoliPoliは政治・行政の領域でビジネスをしています。公共政策業界やソーシャルインパクト業界に知見がある方など、ソーシャルとビジネスの程よいバランス感覚を持った方を探しています。

伊藤:あとは「なんとかする人」ですね。マネージャーポジションでは理不尽な状況も出てくると思います。それでも他責思考にならず、様々な手段を検証しながら答えを導き出そうとすることが重要だと思います。

僕は、学生時代から上下関係の強い組織にいたことがなくて。基本的に自分も相手も縛ったり、縛られたりするのは嫌だと思っています。良いアイデアがあればどんどん出してほしいし、スキルがあれば任せていきたいです。一方で、より大きいものを生み出すにはガバナンスも必要ですので、最近はそこについても体制を整えているところです。

村井:私たちは常に社会への良いインパクトを目指していますが、一方でビジネスの世界は決して甘くなく、短期的な数値や中長期的な価値創出へのコミットメントが非常に強く求められます。

そして「チャーミングかどうか」も重要だと思っています。数字と向き合い、メンバーに対してもシビアにならなければいけないこともあるわけですが、それでも「この人と仕事をしたい」と思わせられるチャーミングさはマネージャーには欠かせないと思います。

村井:ただ、人は必ずそれぞれチャーミングな部分があって、その魅力を生かすも殺すも周りの力量次第だと思っています。そういう意味では、PoliPoliはメンバーをチャーミングにしていくのが上手いですよね?

伊藤:たしかに、面白いメンバーが多いですね。仕事上では議論が白熱したとしても、離れれば他愛もない会話もできて和やかな雰囲気なのはチャーミングだからかも。

──PoliPoliのメンバーでは、どのようなバックグランドの人が活躍していますか?
村井:
今は、官公庁・自治体職員、スタートアップ、NPOなどソーシャルインパクト業界の経験者が多いでしょうか。ファンドレイザー(非営利団体の活動のための資金を集める人)、記者など多様なバックグラウンドのメンバーが集まっています。

伊藤:PoliPoliのメンバーは人生や社会に対してそれぞれ問いを持っています。たとえば『人と人は分かり合えるのか』、『令和の民主主義とは何か』、『選択肢が増えることは本当に自由なのか』などと問い続け、思考し続けることを諦めない人が多い印象です。

一方で、この業界で仕事をしていると簡単に解決できない課題に直面することが多く、自分の手で変えられる範囲の狭さに落胆し、無力感に苛まれてしまうこともあるかもしれません。それでも、ポジティブに考え、変えるためにまず何をしていこうかと前向きに考えられる方が向いていると思います。

村井:たしかに、私も目の前に聳え立つ大きな社会課題に対して怒りや自分の無力感を感じていた中で、PoliPoli(伊藤)がものすごく前向きに課題を捉えていることと諦めない姿に心奪われたのを覚えています。

PoliPoliのメンバーたち(2024年2月)

──求めるメンバーの年齢層はありますか?
伊藤:
やり抜ける方、なんとかするマインドを持っているのであれば年齢問わずオールウェルカムです!

村井:PoliPoliのメンバーの平均年齢は30代前半です。エンジニア、デザイナーは30代が中心、「公共政策コンサルタント」は40、50代のメンバーが活躍しています。
これまでの働き方や価値観と違うことに直面しても、それを誠意を持って受け止められることが大事だと思います。

──具体的に募集中のポジションについて教えてください。
村井:
まず探しているのは、公共政策コンサルタントのマネージャー候補の方です。官公庁で働かれていた方や、「民間で公共領域に挑戦したいけどキャリアの積み方がわからない」という方にぜひ見ていただきたいです。PoliPoliの公共政策コンサルタントは事業の要で、ルールメイキングに携わりながら、自社の事業を共に創っていくという魅力的なポジションです。

伊藤:「Policy Fund」のメンバーも積極的に採用していきたいです。様々な基金の立ち上げができている状態なのですが、寄付先のNPOサポートを一緒に取り組んでくださる方(マネージャー候補)を探しています。ソーシャルインパクトを様々なNPOの方々と一緒に創りだしていけるので、非常にやりがいがあると思います。

伊藤:また、経営目線で一緒にプロダクト開発を進めてくれる方も探しています。僕たちのサービスはプラットフォームありきなので、ぜひ中長期的に刺さるプロダクトを一緒に開発していきたいです!

──最後にこのnoteを読んでくださっている皆様へメッセージをお願いします!
村井:
PoliPoliではマネージャー候補を中心にコアメンバーの採用強化中です。PoliPoliの6年間の歴史をリスペクトしていただきながらも、新しい風を吹かせ、その方だけが持っているスキルセット、チャーミングさとの良い化学反応を起こしていきたいです!

伊藤:オフィスもなかったような小さな組織からここまで大きくなり、事業も増えました。「やろう!」と言ったことが実現できて、今が一番楽しく、面白いフェーズだと思っています。社会を前向きに変えていきたい方、PoliPoliという船に想いを賭けていただける方、ぜひ一緒に面白いことをやっていきましょう。

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