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無口

普段からよく喋る人、普段からあまり喋らない人。相手によっては喋る人と、色々いると思います。

今回は「無口」のことについてお話したいと思います。


無口とは

口数の少ないこと。おしゃべりでないこと。また、そのさまや、その人。寡黙。
参照⇒ weblio辞典-無口

私はお喋りか、口数が少ないかと聞かれると、口数が少ない方です。

これが仲の良い相手が目の前にいるともう少し話すのですが、例えば人が2人目の前にいると口数が減り、更に3人にもなってくると、もうほぼ喋りません。

何なら相手が1人でも、かなり口数が多いタイプであれば、既にほぼ喋らないままになってしまいます。


なぜ無口になってしまうのか

そこでふと「なぜ無口になってしまうのか?」ということについて考えてみたのですが。
......いざ考えると難しいものですね。なぜ話さなくなってしまうのか、自分でも深くは考えたことがありませんでした。

それでも何とか絞り出した思い当たる項目がこちらです。

・ずっと話しておくほどの言葉や内容が思い浮かばない
・声に出して喋るのが面倒である
・色々と考えてしまって言葉にならない
・勢いよく話している人を目の前に話すタイミングが掴めない
・心を開いていない(相手による)

このあたりでしょうか。
自分も無口だという方の中で、共感していただける項目はありましたか。


更に無口に

今日は珍しく頭痛がしていたため、午前中に一度「頭痛が......」と一言話したところ、夜になると家族が「薬を飲むべきだ」と言って、まだ頭痛の話をしていました。

私が丸一日何も言葉を発していなかったので、頭痛で体調が悪いものだと思い込んでいたようです。

昼過ぎには結構回復していたのですが、何も話さないと、こうも様子って伝わらないものなのだなということを実感しました。

ところで最近の私はといえば音楽に溺れてしまっているのですが、
おそらく無口の度合いが以前にも増して高くなっているのはこれ(音楽)が原因です。

音楽を聴き、何時間も余韻に浸る。
あまりにもよかった、あの曲はきっと作曲者がこんなことを考えていたのかもしれない云々といったことをひたすら頭の中でループして、ニタニタしているだけ。

そこでまた音楽を聴く。ニタニタ。

なぜ私の脳はこんなにも単純で、阿呆なのだろうな。

色々と言葉を並べても、結局のところ妄想や考え事をしているから無口になってしまうだけなのです。

何を考えているかわからないと昔からひたすら言われて育ってきましたが、目の前にいる人に「音楽の余韻に浸り、ニタニタしているだけだ」と言葉で伝えたところで、このニタニタと感情度合いは伝わりません......。


ものすごく暗い文章になってしまった気がしますが、無口なだけで、ここでは私の顔は「ニタニタ」していて、非常に楽しそうなものだと捉えてもらえたらと思います。






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