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なぜですか

過去にも同じことを話したような気がしますが「なぜ、うつ病にならないのですか?」とよく聞かれます。

あまりにもよく聞かれるので、再度そのことについてお話したいと思います。


周囲の人間関係について

今までここで何度もお話したことがあるのですが、私のまわりはうつ病を発症している人が非常に多いです。

それは血が繋がっている人物をはじめ、中・高校の部活動の部員(多数・むしろほとんどがそう)、部活動の教師、友達までそうでした。

学生の頃だと、既に学校に来ていない。もしくは来ていても不登校になるという例が多かったです。


よく考えてみた

毎度おなじみですが、私は自分のことについてあまり考えることがなく後回しにしてしまいがちなところがあるので、ここでよく考えてみたのです。

元々私も小学生の頃は不登校児でしたが、私の場合はうつ病だから不登校であったというわけではなく、ただ単に学校に行きたくない苦しみから不登校児になっていたタイプでした。

昔から「周囲に馴染む」ということが非常に難しく、なんとか馴染めているように見せているつもりでも、それはあくまで見せているだけに過ぎず、すぐに周囲から「コイツ違うな......」と思われてしまっていたように思います。

しかし人から省かれても、虐められても、昔からうつ病にはなっていないと思うのですよね。


なぜ

箇条書きにして思い当たる項目を挙げます。

・家庭環境がまともだったから
・クズすぎて病気にまで到達しない
・人と関わらないようにしているから

私が健康である理由は、このあたりなのではないかと思います。

まず、家庭内環境は比較的まともな方だと思います。これだけでも精神が安定するには充分なベースとなるのではないでしょうか。

ここに追加するのが、私の元々の考え方があると思います。
クズすぎる要因として、学校や外で働いていた際にははっきりと友達はたくさんはいないということや、飲み会には一切参加しない旨を話していたことなど、様々なことが挙げられます。

こんな日常を送っていると、態度の大きい気難しい人間ということになってしまうのですよね。
しかし、これがどうしても崩せなかった。飲み会は参加すべき、その場で話を合わせるなどが上手くできませんでした。

そしてそんな態度を取っていると意外と良いこともあって、ほぼ全員が寄りつかない状態になっても、気が合う重要な人物だけこちらに来てくれるようになります。

要は何が言いたいのかというと、私が過去に見てきたうつ病にかかっていた人の多くは、人間同士の摩擦から生まれたものだったようなので、少なくとも発症している人の半数は「人間関係」に問題があると思うのです。

人間関係に悩むならその人間を切るしかないという考えがあります。
もし人間関係で悩んでいるならば、切れるところまで切るべきだと思います。
(......もしかしてこの考えこそがクズなのかもしれません)

ただ私も今後うつ病にかかっているかもしれませんし、まだこれから先のことはわかりません。

結論:現時点でうつ病にかかっていないのはクズだから


なぜ聞かれるのか

そして「なぜ、うつ病にならないのですか?」と日常生活の中でよく聞かれるのかということについて。

これはうつ病にかかっている人から問われるので必然的にこの話になってしまうのではないかと思っているのですが、もしかしたら「静かだし、一見自分と差がないのに、なぜこの人はかかっていないのだろう」くらいの疑問はあるのかもしれません。

同じ静か・無口・コミュニケーション能力がない状態でも、私が頭の中で考え事をしている内容の大半は非常に仕様もないことです。

頭の中で大学生レベルの物事を考えていると難しくて悩んでしまうと思いますが、私は幼稚園児くらいのことしか考えていないと思うので(※過去記事 あの有名な曲の歌詞 参照)、悩んでいるという方はここで一度
アンパンマンマーチを聴いてみてはいかがでしょうか。

私はここ最近、アンパンマンマーチを聴く度に「なぜこんな考えの生きものが世の中に存在したのか」(似た思考の人間含む)という自分との考え方、行動の大きな違いに、思考が宇宙へ放り出される感覚を何度も体験しています......。






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