映画『宇宙人ポール』これ1本に映画のすべてが詰まってる!(※ネタバレあり)

あらすじ

イギリス人のオタク2人がキャンピングカーに乗ってアメリカのSF聖地巡りをしていたところ、宇宙人・ポールに遭遇! ポールを宇宙へ帰すために奮闘するが…。

感想

100点。
笑えて、泣けて、驚かされて、もう本当に最高の1本。

宇宙人の映画っていうと、E.T.みたいにかわいくて人間に友好的か、エイリアンみたいにグロテスクな見た目で人間の敵か。そんなんばっかりだと思ってたけど、ポールは下ネタ言うしクスリもやる。でも、誰よりも人の心に寄り添うし、空気も読める。見た目は“いわゆる”宇宙人なのに、中身は誰よりも人間じゃん! って感じがクセになるし新しい。

オタク2人を演じるのはサイモン・ペッグとニック・フロスト。
このコンビの作品にはずれなし! と絶対的信頼を置いてはいたけど、マジで最高。
見た目がかわいいし、中身もかわいい。サイモン・ペッグの二の腕ピチピチのところもかわいいし、ニック・フロストの笑顔もかわいい。全部かわいい。おじさんなのに何でこんなにかわいいの!? 2人のかわいさだけでもおなかいっぱいになれる。

そして最後に出てくるシガニー・ウィーバー。
本当に驚かされました! 最初の方から声だけは出演しているけれども、最後にその声の主がシガニー・ウィーバーだと分かった時の衝撃は凄かったよ!!!
わくわくというか、嬉しいというか、出てくれてありがとう!!! っていう感謝の気持ちでいっぱいでした。

気付けないくらいの伏線と、SFファンなら「あー!」ってなれるシーンがいっぱいあるので、「B級映画だろ?」って毛嫌いしないでぜひ観てください! 

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