映画『アップタウン・ガールズ』おしゃれ映画の第一歩(※ネタバレあり)

あらすじ

両親の遺産で贅沢な暮らしをしてる浮世離れしたモリーが、詐欺にあって無一文に。生活のためにベビーシッターを始めるけど、大人びてて生意気な8歳の少女レイにてんやわんや。子どもみたいな大人と、大人みたいな子どもが共に成長していく過程を描く。

感想

初めて観たのは確か小学生のときかな。
それまでは午後のロードショーや木曜洋画劇場で映画欲を満たしていたから、「こんなおしゃれな映画があるのか…」って衝撃を受けた。間違いなくわたしのおしゃれ映画開拓への第一歩となった作品。

主人公を演じるブリタニー・マーフィがもうおしゃれ。
顔から体まで全部おしゃれ。
着てる服がおしゃれなのか、ブリタニー・マーフィがおしゃれだから服もおしゃれに見えるのかわかんなくなるくらいおしゃれ。

演じたモリーは友達にいたらマジで嫌だけど、あんだけかわいけりゃ許されるか…って“かわいいは正義”をまざまざと見せつけられる。
笑顔も泣き顔も超かわいいのに、もうこの世にはいない…ってちょっと鬱になるからそのへんは要注意。これからの活躍も観たかったよ…。

ダコタ・ファニングちゃんは超絶天才子役だからあえてわたしがどうこう言うこともないだろうけど…あえて言うならば、水色似合いすぎてない?
こんなに水色似合うの羨ましい。

おしゃればっかり推してきたけど、ストーリーもいいよ。
子どもみたいな大人と、大人みたいな子どもっていう相容れない二人が共に親の死を乗り越えて分かり合っていく。
ありきたりなテーマだけど、ジャケットの明るい雰囲気に騙されて観ると思いのほかくらう。

小学生ぶりに観たけど、やっぱりかわいくて切ない良き映画でした。
よくぞこのかわいい二人で撮ってくれたよ。
いくつになっても、わたしの中ではおしゃれ映画の代表作。

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