映画『オールド』シャマランはいつだって救いをくれる(※ネタバレあり)

あらすじ

選ばれし者たちだけが招待されたビーチ。なんとそこは、30分で1年が経過してしまう恐怖の急速老化ビーチだった。脱出しようと試みるも、ビーチを出た途端に気を失ってしまい途方に暮れる人々。そんな中、気がふれる奴がいたり、子どもつくる奴がいたり、不倫をカミングアウトする奴がいたり、個性豊かな問題行動を起こしていく。

感想

M・ナイト・シャマランの映画はいくつか観たけど、いつだってドキドキ・ワクワクさせてくれて、最後には必ず救いの手を伸ばしてくれる。
それが物足りない人もいるだろうけど、私は好き。安心して観れるから。

あと、たまに出てくるB級感も好き。
海外のB級映画って全裸で海泳ぎがちだし、そのあと死にがちだよね。
「エロ=死ぬ」っていうお約束がいい。

なぜこのビーチだけ時の流れが早いのか、なぜ選ばれし者たちが連れてこられたのかという設定も割としっかりしてた。
このビーチは時の流れが早いため怪我をしてもすぐに治るし、手術後に傷を縫う必要もない。老いるのが早いというデメリットだけでなく、こういうメリットも細かく描かれていた。むしろ、老化以外の現象を描きたいがために妊娠させたり骨バキバキにさせたりと詰め込みすぎ感はあったけど…。

「シャマランの映画を観るぞ!」と意気込んで観たので、その点は大満足。これぞシャマランって感じでした。

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