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自己紹介

初めまして、ぽんです。

高校生の時にイタリアンの料理人を志してから、ずっと飲食一筋でやってきました。

専門学校

イタリアの山奥

大都会パリ

日本に戻り、星付きスパニッシュ

1年間、町のお菓子屋魚屋フリーター生活

星付きフレンチでのサービスマン

もう10年も経ったんですね。


自分が想像していたものとは全く違った、それでいて刺激的で素晴らしい経験をしてきたと思っています。

ただ、当然ですが辛いこともたくさんあったわけです。

元々自分は、自己肯定感が低く、紙のメンタルです。

まぁ今もですが(笑)

「若さがない」とか「声ちっさい」とかよく言われてました。

そんな自分にとって、時に激しい職人の世界はとても厳しいもの。

多忙の長時間労働、失敗できない強いプレッシャー、ビンタを食らう日々

体力的にはもちろん、精神面は精神安定剤を処方してもらうまでにすり減らしました。

それでも飲食の世界から離れようとは思わなかったんです。

紙メンタル野郎は、泣きながら這いずりながら醜態を晒して、この世界に縋りつきました。

当時の自分にとって、この専門職でやっていることがアイデンティティであり、それを失うことはイコール自分の価値を失うということだったから。


そんな自分も、もうアラサー。

今となっては若い子たちを指導する立場に。

ここでは自分のもがいた日々を元に、飲食の世界の若く有望なみなさんに何らかの助けになればと思い、文字を打っていきます。

解決策を求めて行った本屋にはレシピの本ばかりで

もっと手前の段階で悩んでいる。そんな自分を助けてくれる本は存在しませんでした

だからこそ、当時の弱々しい自分にアドバイスをするならという思いで、記していこうと思います。


みなさんの役に立ちますように

これからどうぞよろしく。





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