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革命と始動 〜2022年のわたし〜

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年始に再び戻ってきた2年ぶりの地で、新しく生き直す。ほんとうに大切だと感じることや気持ちを軸にして、心機一転、進んでいこう、2022年の記録。
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嫌気がささない環境と在り方

嫌気がささない環境と在り方

畑仕事をもっとしたいなあと思っていた矢先、近所の農家さんが働き手を募集していたので、早速応募して、アルバイトをすることになった。
本来であれば、うちの畑をどうにかしていけばいいのだけれど、野菜作りも作業も手順も詳しくない上、暑いだとか寒いだとか天気のせいにしてこの一年結局大したことをしなかったから、これは本職の方から学びたい、なんてちょうど思っていたのだ。
草取りや野菜洗いなど、細かい作業が多くな

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勇気と引け目と現実と。

勇気と引け目と現実と。

演劇の脚本を書いている。
我が町には多才な人々が多く、ひとつの職業で飛び抜けている人もいれば、幾つものことを高いレベルでこなしている達人のような人もいる。

そんな何人かが集まり、数年前に演劇グループが結成された。稽古の場には友人として、本番には客として観劇したにとどまったわたしは、何か自分の中で向き合うべき課題に遭遇した気がして、なぜだかそのグループに入ってみたいと思った。実際にそのグループの活

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イメージを行動に

イメージを行動に

今年はもっと文章を書くぜよ、とか思っていたのに、もう11月になってしまった。
相変わらず、やりたいと思うこととその実行に時間がかかってしまっている。
時間は有限だ、とか、今という瞬間を大切にしよう、とか。
標語みたいに、綺麗事に聞こえる言葉たちが、脳内にぽん、ぽん、と表示される。頻繁に。

これから、あるいは今、やりたいことの一つひとつのイメージや思いつくことが何個かあって、頭の中に実現へのプロセ

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おさけと子どもとわたし

おさけと子どもとわたし

ニュージーランドで負け犬となり(これは低い自己評価だけれども)、社会的欲求が失われた今、私は表現だとか精神的欲求が、非常に高まっているようだ。

簡単に言うと、現状のある一面は、いわばキッチンドリンカーという小洒落た名前の呑んべえである。飲まない日もあるが、夕方になれば心寂しくなりボトルに手が伸びる。凝りもせず夫はウィスキーを買ってきてくれるのだから、まだ周囲から見れば重症ではないのだろう。

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り・(り?)・スタート

り・(り?)・スタート

大晦日もお正月もない年明け、日本に帰国した。

飛行機が着陸したのち、入国までにかかった時間4時間。
既に出国72時間前の陰性証明があるけれど、入国にも検査が必要。結果を待っている間に子どもたちはベンチで寝てしまうし、親もヘトヘト。
入国者用の専用バスに乗ろうと外へ出たら、成田空港は何と今年初の雪に見舞われていた。穏やかな、夏の気候から来た身に冷たい風が吹きつける。

久しぶりの日本、約2年前、本

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