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「嫌悪感」

柔らかな立髪を撫でては
瞳と瞳で心を通わす極楽

静寂の中に降りてくる想い
“なんて素晴らしい日”
潤んで同意



夕日に染まる一天
このままで居たいと思うのさ
人間の居ない草原
心魂ある動物と共に

ヘリが飛んでいる
ヘリが飛んでいる
ヘリが飛んでいる


何か面白い事し始めたよ
何か動き始めたよ
実感なんて何もないくせに

何か気付いて学んでるようだ
何か築き上げたようだ

闇堕ちすんなよって
こっちを叩いているよ
”現実世界の自分が”

ああ、俺は全て知っているよ


流れる雲は流れるまま
雄大に
溢れるばかりに
日差しを含んで
膨れているよ

空は黙ったままだがしかし
風は踊り
芽吹いた生命に口づけしていく
ループ


雲は暗闇を映し出し
草原は砂漠に移り変わるよ
木枯らしだなあれは
木枯らしだなぁ

小島が集まるリゾート地
全てが人工物なので怪現象
賑やかなり 見違えるね
わっしょい 頭使っちゃうな
憧れちゃう


大きな虫が飛んできて仰け反った
だけどそれはヘラクレスだった
るーる るらら
我らは歌う

大きな虫が飛んできて仰け反った
だけどそれはヘラクレスだった
るーる るらら
嫌悪感。

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