ポンヌフ|企業勤務の研究所開業者

技術士(生物工学)・博士|バイオ系企業の研究開発職/研究所長/大学教員/独立系研究者/…

ポンヌフ|企業勤務の研究所開業者

技術士(生物工学)・博士|バイオ系企業の研究開発職/研究所長/大学教員/独立系研究者/科学探偵などを務めるポートフォリオリサーチャー|「副業を研究に」を使命に、研究者やエンジニア向けの新しい働き方を開発中|

マガジン

  • 働く価値のポートフォリオ|研究者・エンジニアの働き方を考える

    現代における働く価値を深堀りし、研究者やエンジニアがどのように価値づくりをしていくべきかを研究します。#研究者#技術者#エンジニア#博士#技術士#起業#パラレルキャリア#副業#新しい働き方#ライフスタイル#バイオ#生物工学#ライフサイエンス#科学#化学#欲求

  • バイオ系資格ガイド~研究者・技術者が取得すべき資格~

    バイオ系の研究者・技術者が取得すべき価値のある資格についてレビューしていきます。また、バイオ系のエンジニアの唯一の国家資格である技術士(生物工学)の魅力について解説していきます。

  • 知られざる企業の研究者の実像に迫る

    企業の研究者とは?に関する考察を深めていきます。世の中に出回っていない統計情報を示していく予定です。研究者丨技術者丨エンジニア丨博士丨技術士丨バイオ丨生物工学丨ライフサイエンス丨科学丨化学丨企業研究者丨基礎研究丨アカデミア丨大学

  • サラリーマンが研究所を創ってみた話

    サラリーマンの私が、バイオ系の研究所を創って所長になってみた話。 研究者丨技術者丨エンジニア丨博士丨技術士丨起業丨パラレルキャリア丨副業丨新しい働き方丨ライフスタイル丨バイオ丨生物工学丨ライフサイエンス丨科学丨化学

  • コラム_新しい研究者のライフスタイルを考える

    所属や職業をゼロベースで捉えて、新しい研究者のライフスタイルを考えていきます。日頃の雑多な所感をつぶやきます。研究者丨技術者丨エンジニア丨博士丨技術士丨起業丨パラレルキャリア丨副業丨新しい働き方丨ライフスタイル丨バイオ丨生物工学丨ライフサイエンス丨科学丨化学丨ポートフォリオワーカー

最近の記事

技術士第二次試験の出題問題・作問者・口頭試験面接官を事前に知る魔法

はじめにこの魔導書に記されるは、国内唯一のエンジニアの国家資格である技術士になるための魔法の一つで、文字通り難関の第二次試験の出題問題と出題者と口頭試験を担当する面接官を事前に知る魔法になります。少し黒魔法的な響きのある魔法です。そういうと、絶対にうそでしょう?と思われる人が多いのではないでしょうか?でも私は実際にその魔法を成功させ、非常に若いといわれる年齢で合格して技術士になることができました。 確かに魔法というと正確ではないのですが、そのくらい不可能と感じられるような達

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    • 2023年の記録

      気が付いたら、ほとんどNoteを更新する間もなく、2023年が終わってしまおうとしています。思ったよりいろいろできなかったなぁという感想の一年になってしまいましたが、X(Twitter)のほうでは、わりと毎日呟けましたので、そこは頑張ったなと思います。さて、あまり更新できなかったNoteと今年のつぶやきの振り返りをしておきます。 次にXのほうのTOP4。1位:企業の研究所に入って論文博士を目指すのも、自分が思えば博士課程なんだという良い話、2位:ResearchmapのGo

      • 研究者のはじめての業績リストづくり~Researchmapを用いたインプット編~

        はじめに このNoteでは、業績リストの効率の良い作り方についてまとめます。わたしは、複数の所属で研究を何年も続けてきました。特に企業の研究職では、大学の公募戦士や研究室主宰者のように、定期的に業績をまとめる機会は多くなく、営利視点と、労力に対して得られる成果のパフォーマンスを考慮して、相対的に学術論文よりも学会発表や特許を重視する場合もあります。また、複数の異なる研究プロジェクトを統括するマネージャーは、自分の専門領域以外にも、業務の必要性に応じて新分野での学会発表を行うケ

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        • 2021年まとめ | 企業勤務の研究所開業者

           2021年も残すところわずかとなりました。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?  例年は年始休暇を2~3週間ほど頂いており、遅くてもクリスマスには連休入りし、連休の間に個人事業主としての仕事や、顧客の挨拶周りをしていました。コロナ禍で働き方の自由度が高まり、連休の価値が暴落しました。そのせいもあって、メリハリをつける必要がなくなり、自分でペースの緩急をつけつつ、各事業のスイッチングを頻繁かつシームレスに行いながら、年末もだらだらと仕事を続けてしまっています。ただ、心は休みモ

        技術士第二次試験の出題問題・作問者・口頭試験面接官を事…

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        • バイオ系資格ガイド~研究者・技術者が取得すべき資格~
          4本
        • 働く価値のポートフォリオ|研究者・エンジニアの働き方を考える
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        • 知られざる企業の研究者の実像に迫る
          8本
        • サラリーマンが研究所を創ってみた話
          12本
        • コラム_新しい研究者のライフスタイルを考える
          7本

        記事

          企業研究者編_#4.基盤企業研究者の戦闘能力の可視化_Materials and Methods

          基盤企業研究者と開発企業研究者 さてさて、前回(第2回)の記事をおさらいします。 企業の研究者には2種類ある: 1.開発色の強い企業研究者(開発企業研究者) 2.アカデミアとしても遜色ない企業研究者(基盤企業研究者)  そして、このNoteでは、アカデミアとしても遜色ない企業研究者になるための方法を明示することを目指しています。そのために、今回は、基盤企業研究者の統計データを解析する方法を示します。どのような研究領域に、また、どのような会社に、基盤企業研究者が多いのかを帰

          企業研究者編_#4.基盤企業研究者の戦闘能力の可視化_Materials and Methods

          研究費コンシェルジュの視座_#5/○○に行く

           さて、このシリーズも今回が当初予定していた最終回です。後で思いついた!というのがなければ、ひとまずおしまいになります。  最後の選択肢はずばり、企業に就職しましょう!というものです。 企業の研究費は多い なぜ、企業に務めることが研究費財テクになるのかについてお話していきます。アカデミアでの1人あたりの平均研究費は約2000万円ほどと言われていますが、旧帝大などの名門ラボを率いる研究力の高い大学が、競合的研究費の多くを取得しています。さらに駆け出しの助教よりは、教授の方が

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          研究費コンシェルジュの視座_#4/誰かから貰う・協力者を増やす

          寄付を受ける「公的な研究費に申請するより、誰かから貰えば良くないですか?寄付して貰えば良いですよ。」  えっ?そんな簡単に言わないで!と仰られる方は、視野が狭くなっているかもしれません。他国ではほぼ完全に公募に依存している日本の状況は必ずしも常識ではありません。アメリカでは、寄付で動いている研究が日本と比べて非常に多いというデータがあります。日本の常識にとらわれず、寄付による研究費取得を選択肢として考えるようにすると良いかもしれません。ただし、日本では非常識な寄付をどのよう

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          研究費コンシェルジュの視座_#4/誰かから貰う・協力者を…

          研究費コンシェルジュの視座_#3/自分で払う・研究で稼ぐ

           ポンヌフです。平均的なアカデミア以上の研究費を扱えている一般人です。このNoteマガジン(シリーズ)では、研究費のやりくりに関する裏技(方法論のレビュー)や知られていない真実を扱っています。#3では、自分で払うこと、ならびに研究で稼ぐ仕組みについて、ご紹介します。 自分で払う 研究費がとれたかどうかに一喜一憂するよりも、自分でお金を稼いで、それを研究につぎ込んだらどうでしょうか?  もし、「えっ?何を馬鹿なことを」と思った方がいらっしゃったら、その理由を教えてください。

          研究費コンシェルジュの視座_#3/自分で払う・研究で稼ぐ

          Twitter はじめました🐤@バイオ系研究所の代表のつぶやき

          嫌煙していたTwitterをはじめてみました☆ひとまず、思っていることのつぶやきをいくつかピックアップします。

          Twitter はじめました🐤@バイオ系研究所の代表のつぶやき

          仕事雑感#2 研究費の申請と審査

           様々なサイエンスワークをしていますポンヌフです。今回は、私の研究所でしている研究費の申請と審査の仕事について雑感です。  研究所を開業以来、さまざまな先生の研究費の申請支援や、審査の仕事を進めて来ました。ありがたいもので、知り合いの先生や、学会で議論した先生から、依頼を頂いています。  一応、企業にも務めているので、さける時間には限りがありますので、僭越ながら基準を作っています。 ①自分の能力を高める経験ができる②研究自体が余暇より面白い③個人として社会に専門家として

          仕事雑感#2 研究費の申請と審査

          仕事雑感#1 大学講師_今年の講義は終わり~

           ポンヌフです。様々な組織でサイエンスに関わる仕事をしています。大学生など学生さんに授業をすることは、私の数多ある仕事の中の1つです。専門的科目や、キャリアプランニングに関しての授業を担当しています。  いろいろな仕事をしていると、その職業ごとの魅力というのに気づかされます。教育というのは、なかなか難しいモノなのですが、生徒さんが目をキラキラさせながら一生懸命勉強している姿を見るのは、なかなか良いモノです。一生懸命、授業を聞いている姿っていうのは、年齢や性別に関係なく、凄く

          仕事雑感#1 大学講師_今年の講義は終わり~

          ポジショニングマップを用いたセルフブランディング#3_後編_3次元目の軸で更なる差別化を

           バイオ系の研究者 兼 研究所主催者 兼 職業デザイナーをしているポンヌフと申します。ポジショニングマップを用いたセルフブランディングの記事では、前編として商品開発のノウハウについて、中編として能力開発・人材開発への応用についてのノウハウを説明しました。後編では、2つの軸を使ってポジショニングした上で、3軸目を使って更なる差別化を図っていきます。  復習ですが、ポジショニングマップは、商品やサービスの開発において使われる手法の1つです。よく用いられるのは、独立した2つの要素

          ポジショニングマップを用いたセルフブランディング#3_後編_3次元目の軸で更なる差別化を

          ポジショニングマップを用いたセルフブランディング#2_中編_能力開発・人材開発への展開

           ポジショニングマップを用いて、研究者やエンジニアの人財開発を研究していますポンヌフと申します。前回のnoteでは、ポジショニングマップを用いた商品開発のノウハウについてお伝えしました。今回は、いよいよ能力開発・人材開発への応用についてノウハウを説明いたします。  復習ですが、ポジショニングマップは、商品やサービスの開発において使われる手法の1つです。よく用いられるのは、独立した2つの要素を軸にして、他社製品をマップし、他社製品のないニッチな(競合の少ない(希少性のある)+

          ポジショニングマップを用いたセルフブランディング#2_中編_能力開発・人材開発への展開

          バイオ用語 in vivo? in vitro? ex vivo? in silico? in chemico? in situ? de novo? ab initio? wet? dry?

           バイオ関連の研究で良く耳にするけど、いざ教科書を読んでも、どこに書いてあるの?というラテン語の科学用語を中心に紹介します。さらに思い出したらこちらに追記するかもしれませんし、第二回ということでまとめるかもしれません。 in vivo生体内で(の)という意味で、主に動物を用いる実験を指す。 in vitro試験内で(の)という意味で、バイオ実験では培養等を用いた動物を用いない実験を指すことが多い。 ex vivo生体外で(の)という意味で、摘出した組織や臓器を用いた実験

          バイオ用語 in vivo? in vitro? ex vivo? in silico? in chemico? in situ? de novo? ab initio? wet? dry?

          論文博士のススメ#2_生涯収入と研究者としての持続性について

           論文博士のススメ#1. Introductionでは、博士には課程博士と論文博士の2種類あり、その難易度や取得必要年数、その他の重要なポイントにて比較を行いました。#2では、課程博士と論文博士の生涯収入についてシミュレーションし(グラフに図化しています)、研究の持続性について触れます。シミュレートした条件は以下の4条件です。今後、アカデミアへ就職したケースも比較していきたいと思いますが、今回は企業に就職したケースを比較します。 累積収入(~30歳まで) 恐らく生涯年収は

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          論文博士のススメ#2_生涯収入と研究者としての持続性に…

          研究魂#1_人の褌で相撲をとる研究者と、自分の褌を手段だと気づかない研究者

           今日はふんどし(褌)と研究者の話をします。「他人の褌で相撲を取るような研究はすべきではない、あくまで自分の褌で相撲をしてこそ研究者である。」という意見を聞くことがあります。しかし、私はこの手の話は好きではありません。なぜなら、こうした意見は、半分的を射ているものの、半分は時代遅れな考えだと感じるからです。  「人の褌で相撲を取る」はことわざの1つです。コトバンクによると次のような意味になります。 他人の物を利用して、自分の利益をはかる。自分は犠牲をはらわずに、平気で人

          研究魂#1_人の褌で相撲をとる研究者と、自分の褌を手段だと気づかない研究者