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【筋トレ初心者向け】フィジーク大会に出るデメリット2選とその対策

フィジーク出場はいいことばかりではなく、デメリットもありました。そのでメリットと対策についてお伝えします。

まず、デメリットは大きく分けて2つあります。
1つ目は、食事制限によって人付き合いが悪くなることです。
2つ目は、減量末期における極端な栄養不足がもたらす思考能力やパフォーマンスの低下です。

この2つのデメリットは、努力によってある程度解消・緩和できました。最後にその方法もまとめましたのでご覧ください。

デメリット①食事制限による人付き合いの悪さ

フィジークの出場に向けて、必ず食事制限が求められます。減量のフェーズや手法によりますが、カロリー制限、脂質や糖質の制限が発生します。また、自分の体の変化を追うために毎日同じものを食べます。簡単にお伝えすると、ジュース、お菓子、揚げ物やアルコールは控えることになります。

デメリット①-1:職場・友人間(家族外)での付き合いの悪さ

さて、あなたが社会人だとすると、そのような状況でもいろいろな”付き合い”に対応する必要があります。サラリーマンは、上司との付き合いや取引先との接待で飲み会が必ず発生します。

職場以外でも、大人になると結婚式などの祝の席は酒がつきものです。私は友人の結婚式は、お酒は控えましたが、食事は全て美味しくいただきました。その日の朝食と夕食でめちゃくちゃ調整しました。もちろん、調整しきれないですが笑

デメリット①-2:家庭(家族・パートナー間)でのやりづらさ

また、普段の食事をする家庭でも食事制限に伴う影響があります。一般的な食卓では、家族全員で同じ料理を食べることになります。自分がフィジークに出場するからといって、家族に減量食を強要すべきではないと考えます。

私は、共働きのため早く帰った方が2人分のご飯を作るのですが、減量中だと、減量食を知らない奥さんの作ったご飯を食べることは躊躇します。栄養素がどうしたとか興味がない人に調理をさせてしまうとお互いにとってストレスになります。そのため、自分が作るときは奥さん用の通常食と自分用の減量食を用意し、奥さんが作るときは好きなものを作ってもらい、自分の食事は週末にまとめて作っておいて自分で用意するのが良いと思います。

奥さんの作った料理を残すわけにはいかないので、悩みどころです。事前に、認識をしっかりとすり合わせましょう。

デメリット②減量中のパフォーマンスの低下

減量中は、炭水化物が不足し、夜に眠れないことや、仕事に必要なエネルギーが足らないことからパフォーマンスが低下します。もっとも、1ヶ月で体重の10%(50kgの人なら5kg)くらいを一気に落とすような極端な食事制限や、無理なダイエットをしない限りは、減量末期までこの症状は現れないはずです。

私は初めてのフィジークで、筋トレと食事制限だけで絞り切ることができず、有酸素運動を最後の2週間ほど、低カロリーで2時間くらいやってしまったため、その時はエネルギー不足が顕著でした。
信号が赤に変わりそうなときに走ることができなくなったり、階段をあがるのにヒーヒー言ってました。体だけでなく、頭もいまいちになります。自分では頭回ってると思っていましたが、奥さん曰く、多々会話が成立していなかったようです。

解決策①:理解を得る努力をしてポジションを確保する

解決策①-1:職場の理解を得る

サラリーマンとして、飲み会を欠席することは難しいので、参加は前提として対応を考えます。職場の上司・同僚に筋トレをしていることや、大会に出ることを伝えるのがおすすめです。

やり方としては、あなたのキャラに合わせてほしいですが、職場のデスクにプロテインバーやプロテインをおいてじわじわ筋肉キャライメージをつけるのでもいいですし、腕周りや腹筋をいじってもらったり、大会に向けて黒くなるのをいじってもらったり、、方法は何でも良いと考えます。

私は端末やツールのアイコンをゴールドジムのマークにしてました。商談でも話のつかみになったり、意外にも仕事に貢献していた気がします。対面すると、ゴールドジムの人ね、といった印象が残っておりスムーズに話が進みます。

とにかく、幅広いメンバーに、嫌味のない程度に筋トレキャラを浸透させ、向こうから、「〇〇は酒飲めないもんな」と言わせてしまいましょう。
ここまで来たらもう楽です。居酒屋でも、刺し身とかが自分に回ってくるようになります。中華料理やイタリアンでは殆ど食べられるものがないので、白目になります。

調子に乗って勘違いしてはいけません。間違っても筋トレや栄養の知識披露をしてはいけません。嫌われてはいけませんし、そもそも誰も興味ないです。参考に、自分なりに職場で理解を得る方法を考えてみて下さい。

解決策①-2:家族の理解を得る

私は、家族には応援してもらうのが手っ取り早いと考えます。頑張っている家族を応援しない人はいないはずです。(多分)

ただし、自分の理解を得る分、相手のことも理解し、お互い気持ちよく過ごせるようにすることが大前提です。自分のやりたいことだけを押し付けないようにしましょう。当たり前のことですが、多くの人にとって筋トレは仕事ではなく趣味であって、家族や恋人より優先することではありません。

私も、奥さんに面倒くさがられながらも最終的には快く応援いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。ディプリート中は寿司屋でシャリだけ食べていただきました。ありがとうございます。

解決策②:余裕のある計画を立てる

多くの場合、無理なダイエット(過度なエネルギー不足、栄養不足)による体力の低下がもたらすパフォーマンスの低下になりますので、余裕を持った減量計画を立てることが大切です。

まず、増量期に太りすぎないことです。落とす体重が多くなり、期限も長くなりだらけます。そして期間が足りなくて過度なダイエットに走ります。

特に、初めての場合、仕上がり体重と仕上がる期間を見誤ります。今70kgだから65kgくらいで大会出れるかな、2~3ヶ月後には出れるかな、と思ってしまいますが思ってるより軽く小さくなってしまいます。(ネットに出てる人はみんなすごい人なのであてにならないです)

大会に出るような絞り切るダイエットでは、停滞期もありますし、特に最後の方は痩せにくくなります。体脂肪率が22%より高い人や、初めての出場なら大会まで半年間は余裕を持つべきと考えます。いきなり大会にエントリーするのではなく、とりあえず減量を始めてみてなんとなくつかんでからのエントリーがおすすめです。

そうはいっても体のコントロールは難しく、最後はある程度馬鹿になってしまうことを許容しましょう笑

まとめ

以上、出場のデメリットでした。
家族や職場の理解を得ること、そして余裕を持った計画を立てることである程度クリアできるデメリットになります。

これらの些末なことが気にならないくらいの、ありあまるメリットがありますので、ぜひ出場をご検討ください!

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