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すべてのデザイナーの方に

自己紹介

みなさんこんにちは!
ゲーム業界で20年以上ゲーム開発や採用に力を入れてきました!
この経験の中で感じたことを広く伝えようと思いNoteにまとめます。

話そうとおもってること

  • ゲーム開発 アジャイル/スクラム開発

  • デザイナーのキャリア

  • 選考基準 採用活動 選考 面接

  • 作品ブラッシュアップ

  • 良いポートフォリオの作り方

  • 企業情報

なぜやるのか

ゲーム業界に20年以上在籍し、複数の会社でゲーム開発や採用、組織づくりを行ってきました。
特に現職では会社がベンチャー時代から在籍し、上場するほど大きくなるまで経験していく中で、組織がどう変化するか、採用基準をどう決めていくか試行錯誤しながら進めてきました。
ある時、その活動の中であるもどかしさを感じるようになりました。やがてそのもどかしさは大きく膨れ上がり、行動せずにはいられなくなってきたのです。

感じたもどかしさとは?

私は長期間採用に深く関わって来ました。どんな組織を目指すか、そのためにはどんな選考基準にすべきか、基準を満たすためにどういう選考フローにするべきかという採用に関する全てに関わってきました。
その中で、会社説明会や学校訪問も数多く経験しました。また、学生のポートフォリオの講評も数え切れないくらい行いました。
1つの学校で30〜50人くらいは見ますので、年間数百冊、20年で考えるとおそらく1万冊以上のポートフォリオを講評してきています。
全体にもアドバイスをしながら、一人ひとりのポートフォリオの課題感を見つけ、今日からすぐ行動できる改善案を提示することを心がけながら講評してきました。言語化がわりと得意だった私の講評は評判が良く、いろいろな学校に依頼されることが多くありました。私もたくさんのポートフォリオを拝見しながら、良い方に声をかけることができるので、ポートフォリオ講評に力を入れて来ました。
しかし、もどかしさはそのポートフォリオ講評の中から生まれてきたのです。

企業の社員だとできないこと

企業の社員としてポートフォリオを講評する場合、どうしても在籍している企業の基準でアドバイスを行うことになります。
これは当然です。企業の経済活動の中で勤務時間を使って講評しているわけですから、企業の利益を優先させなければなりません。
「自社の評価基準に達するためにはどういうポートフォリオにするべきか」を軸として話を進めなければいけないのです。

すると、そのアドバイスが本当にその子のためになっているかどうかという点に疑問が出てきます。
私が在籍している企業の選考基準はとても高く、選考を通過する難易度の高い会社です。つまりより品質の高いポートフォリオを求めることになるのです。
そのため、講評している方の殆どは基準に達していないことがほとんどです。
しかし、所属企業の基準をベースにすると、本人のレベルを無視した、高い品質の作品や幅の広さやポートフォリオのクオリティを上げるためのアドバイスをすることになってしまいます。
作品の品質を上げることは容易ではありません。1週間やそこらでできることではありません。最低でも数ヶ月、場合によっては何年も学習しないと身につかない技術もあります。それを就職活動の始まっている学生さんに求めるのは酷なことです。
また、合格の見込みのない学生さんに多くの時間を使うことは業務上は好ましくありません。見込みのある方に対して効率的にたくさんの話をしてあげないといけないのです。

・・これが私の感じたもどかしさです。

正しい情報が得られない不幸

その方のキャリアのためにアドバイスをしてあげたいのに、企業の社員としての立場が邪魔をして、正面から向き合ってあげることが出来なくなっていくのです。

企業の選考基準は業界によっても、企業によっても、同じ企業でも見る人によっても異なります。ポートフォリオを見せる人によって意見が違うと言ったことが起こり得るのです。
こうして様々な情報に惑わされ、正しい情報を得ることが出来ないまま就職活動がうまく終えることが出来なかった方をたくさん見てきました。
希望の業界に就職できなかった人、夢を諦めて地元に戻る人、能力はあるのに良い環境の会社に入ることが出来なかった人。
そういう方をできるだけ減らすためになにか出来ないかと思い始めたのです。

個人活動でキャリアに悩む人にアドバイスを

そこで、企業の一員としての活動とは別に個人的に活動することにしました。専門学校でゼミや講義、ポートフォリオ専科を教える活動に加えて、広く情報をお届けするために始めたサービスがここ、ポートフォリオパートナーです!
国家資格のキャリアコンサルタントも取得し、より相談してくれる方に寄り添ったアドバイスができるようになりました。
20年以上に渡る採用選考活動、面接、ポートフォリオ講評、キャリア形成、転職、組織づくりなどから得た知見を、必要な方に提供します。

新卒でゲーム業界を目指している人だけではなく、転職を考えている方、デザイナーを抱える会社の方、その他、すべてのキャリアに悩んでいる方に少しでも有意義な情報が届けられれば幸せです。


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