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初優勝&初のベスト16!!!!

更新がかなり滞ってしまいました。
新チームが指導して夏休みが過ぎ、9月が半分終わろうとしています。

ここまで、大会だったり、2学期のバタバタに追われてしまいなかなかチームの現状をまとめることができていませんでした。この記事で現状の確認と今後の方針をまとめておきます。


初の大会優勝&ベスト16進出

実は、夏休みからバスケットで良い結果をありがたいことに残すことができています。

まずは、ローカル大会での初優勝。うちのチームがこの大会で優勝したことはいままでなかったので、選手たちも、保護者も、OGも、そして自分も喜びを爆発させていました。

学校内でも「女バス、結構やるらしいよ」と噂になったり、先輩に「やっと結果が出たな」と褒められたり。嬉しいことです。

さらに、つづく9月に行われた大会では、チームとして初めて公式戦全市ベスト16を達成することができました。

予選リーグを2位通過してのベスト16ということもあり、なんとも実感が伴わないですが、チーム史上最高戦績であることは間違いありません。

この2つの大きな成果を上げることができた背景には、2つの要因がありました。

①チーム全体が同じ方向を向いていた

コートに立っている人、ベンチに座っている人、ベンチの外で応援している人。この三者が皆「勝ちたい!」という気持ちでそれぞれの役割を果たしていました。

コートに立つ人はコミュニケーションを取りながらDFをして、ベンチに座っている人は少しでも良いプレーがあれば声をかけ、ベンチの外にいる人はアウェイでもホームのような雰囲気を創る。

このように立場は違えど、一人ひとりがそれぞれの場所で「チームの勝利」に向かってできることをしていたからこそ、優勝できました。

大会中も「チームとして戦う」ということをミーティングで何度も話してきましたが、それが選手にうまく伝わって実現することができました。
これが、結果が出たひとつの要因です。

②DFからの速い攻め

うちのチームの強みはとにかく選手が多いことです。
そして、どの選手が出ても同じようにDFを頑張ることができることが強みです。

だから、大会では入れ替わり立ち替わり選手交代をしながらDFで相手にプレッシャーをかけていきました。それが、通用した場合はもれなく勝つことができています。

OFは日によってうまくいかないことがあるけれど、DFはその日によって強度が変わることはなかなかありません。やはり、DFを頑張ることでしか主導権を握れないというのは正しいと言えます。

逆に、負けてしまった試合や流れが悪いときは、マークマンの受け渡しがうまく行っていなかったり、カバーダウンができていなかったりしてDFに問題があることが多かったです。

「しつこいDF」「全員バスケ」「アップテンポ」

この3本柱を信じてやるのが成果への近道だと改めて感じました。

しかし、課題もたくさん…

大会で優勝したり、ベスト16に進出するなど明るい話題が生まれましたが、それと同時に課題も見つかりはじめました。

オフェンスコンセプトの未熟さ

オフェンスが良くない。それが、課題です。もっと細かく言えば、「クリエイト」がはっきりしていない。パス&カット、バックカットがうちのクリエイトなわけですが、ボールがなんせ動かない。ガードの球離れが悪く、結局ピック→タフショットというオフェンスが続くことがしばしば。

原因としては、ミートのタイミングがおかしい、ガードのパスに対する意識と技術不足が考えられます。特にドリブルからのパスはまだまだ技術不足。
どこかのチームに合同練習をお願いして教えてもらいます。

さらに、コーチである私自身がオフェンスコンセプトをはっきりさせきっていないということも挙げられます。どういうときにカッティングするのか。どういうふうにカッティングでスペースを創るのか。そういうところをミーティングなどを通して教えることが必要です。

もっと具体的にすれば、エントリーをある程度決めておくということです。
ウイングエントリーを基本として、それがだめなら、ハイポストフラッシュ、ドリブルダウンなどに切り替える。そして、ウイングにパスが入ったら、パス&ラン+シャッフルカットというところまで教えられれば、もっとオフェンスが回るようになるはずです。

コーチ自身の考え方

コーチが戦う姿勢をなくしていたかもしれません。ベスト8に行くぞ!と言いつつも実際そこに近い舞台に立ってみると、はっきりいってレベルが全然違いました。

そういう相手を打ち破って上にあがっていくことが必要なのに、「このレベルには勝てないな」と心のどこかで思ってしまう自分がいました。

コーチがその姿勢でいて、チームが良いバスケができるわけもなく、やはり、ベスト16に行ってからの試合は自分たちの力を出すことができずに負けてしまいました。

選手もそうだし、何よりコーチも基準を変えることが必要です。
「自分たちは弱いから…」と卑屈になっても何も良いことはない。
「弱いとしても、どこを頑張れば勝てるようになるか」を考えなければなりません。
コーチである自分自身がこの思考に染まる必要があります。

そして、チームを最大限強くするヒントがやはりDFにある気がしています。
プレスDF。トラップDF。いろいろ戦術はありますが、1on1のDFが最も努力すべきだし、ここが強くなれば戦術はあとからでも間に合います。

個人の能力を最大化しつつ、試合を壊さないようにオフェンスの動きを教える。ここがこれからの私の課題であり、チームの方針となります。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。
自分の掲げた目標まであと一歩。しかし、その一歩はなかなか大きな一歩になりそうです。

まだまだ成長しなければ、この一歩を超えることは難しそうです。
だから、努力あるのみ。これまで以上に努力して高みを目指します。

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