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毒親の元で育ったアダルトチルドレンの私①

最近はメディアでも毒親という言葉をよく目にするようになったなと思います。皆さんはこの言葉をご存じですか?


【親や社会による虐待や家族の不仲、感情抑圧などの見られる機能不全家族で育ち、生きづらさを抱えた人】
をアダルトチルドレンと呼ぶそうですが
私がこの言葉を知ったのは成人したか、していないか、、、


私自身、ネグレクトの環境で育ちました。
最近はどちらかといえば「毒親」=「過干渉」のイメージがあります。


幼少のころから育児放棄をされ
食事もままならない環境でした。


当時、金銭的に余裕がない家庭だったわけではなく
どちらかといえば裕福な家庭だったと思います。


お金があったとしても
子供が不自由なく食事がとれるかはまた
別問題なのです(購入や調理が難しい)


アルコール依存とギャンブル依存、両親の不仲と不倫などの不貞行為


ありとあらゆる機能不全が丸ごとセットになったような環境でした。


そんな親は、毎日毎日、
お金を
お酒とギャンブルに溶かして



気付けばいつの間にか、貧乏になって
家具に差し押さえの紙が貼られるような環境になっていました。


意思をしっかり持てるような年頃になった私は
その頃には両親に対して
憎しみなどの「拒否」の感情しか持てなくなっていました。


もうずいぶんといい年になった自分自身
いろいろたくさん
考えて、苦しんで、悩んで、悩んで、悩んで


何十年も悩んで出した答えは
「拒絶」でした。


何度も、何度も、何度も、何度も
関係を修復しようとした
その度、心無い言葉をかけられて
その度、心が音を立てて壊れていった


もう、どんなに願っても、祈っても
関係は修復できないと絶望した瞬間がありました。


たとえ親であろうと
他人。


他人の意思は変えられない

変えることが出来るのは自分だけ
自分以外の何かを
自分の力で変えようだなんて
おこがましいことであると


何十年もかけて学びました。


そんな私ももうずいぶんといい大人になって
両親とサヨナラを迎えるような年になりました。


だからこそ、
考えなくてはならない時期がくることに
なってしまいました。


親と子は
切っても切れないですね。


そんなアダルトチルドレンな私の独り言を
ぽつぽつと綴ろうと思います。


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