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『Awe Effect(オウ エフェクト)』と出会ったことが、このGWのハイライトかもしれない

積読になっていた、これ。
なんとなく手に取り開いたら、そこから1時間ちょっとで一気に読み終わってしまった。体感時間は一瞬。それほど素晴らしい本。今の自分にも、KOBIRAにも、必要なピースだったと思う。

自然の中に身を置くことを主なトリガーとして、人は、
感動・畏怖・驚きといったものがまじりあった「Awe(オウ)」を味わう

トリガーとなるできごとは、「美しい夕焼けを見る」という小さなことから、「宇宙飛行士が、宇宙から地球を見る」まで、様々。(人によっては、自然だけじゃなく、アートや音楽、教会、伝記とかがトリガーになったりもする)

学術的には、Aweは以下のように定義されるみたい。

【果てしないものや理解を超えるものが生み出す壮大さに対する感情であり、私たちが新しい情報を通して、自分あるいはまわりの世界に対する(それまでの)理解を変える必要があるときに、私たちのなかで起こる「精神的な変化の過程」でもある】


Aweの状態の中では、

●時間がゆっくり流れる感覚でゆとりを持てるようになり、

●「自分自身がより大きな世界やシステムの一部でしかない」ということをポジティブに体感し、

●脱自己中心的な意識で、自然に他者に対して優しくなり、

●身体的には、鳥肌が立ったり、口がぽかんとなったり、涙が溢れたりすることもある。


そしてその効果は、脳科学や生化学の観点からも実証されていて。

▼乱れた自律神経のもとで全身に炎症を起こして傷ついている心身を、回復させる動きが起きたり(「炎症性サイトカイン」の値を低く抑える、迷走神経を活性化させる、コルチゾールが減り、ドーパミンが増える、等)、

▼交感神経と副交感神経が拮抗して一時的に動きが止まる(半停止状態になる)ことで、脳が「小休止」できることが実証されていたり。

海外では、いわゆる森林浴的なアクティビティが、医者の処方箋で正式に出されていたりもする。


この一年、第4創業期として爆走してきて、多少変化疲れも見られるKOBIRAには、脳と心の小休止も必要なのではないか。

そして、アクセル全開で走って、節目節目で倒れる池田と勘太社長(笑)にも、これが必要なんじゃないか。

そう思わせてくれました(^^)。
実際に自然の中に行って合宿とか研修もやりたいなぁ。

いずれにしても、
この本をじっくり読む機会のために、このGWがあったんじゃないか?
そう思えるくらいの素晴らしい出会いでした!!興味ある方はGWのお供にどうぞ!(^0^)

▼『Awe Effect』 Kindle版

あーでも、個人的には電子書籍じゃなく単行本で味わうのをおススメしたい本かも!
▼『Awe Effect』 単行本版


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