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強みを捉えるSWOT分析


SWOT分析は、自社の強みと弱みを分析し、強みを最大限に生かせる事業機会を積極的に取り込んで、経営資源を投入する方法です。すごく難しい表現ですが、意外とやってみると簡単で楽しく、効果的な手法です。

強み(Strength)

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自らの組織の強みを理解することは、他施設との違いや他施設との差をもち強力な武器となります。例えば、特殊な医療をやっていることや、優秀なスタッフがそろっていること。施設の立地がいい事、施設がきれいな事、最新の機器があることなど他施設と比べて強みになることは小さな病院でも実はけっこうあったりします。

弱み(Weakness)

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自社や自施設の弱みを認め知っておくこともとても重要になります。弱みの部分を認めないままだと、改善を行わないという姿勢になってしまい発展的なことができなくなります。どんな施設にも必ず弱みはあります。そこに目を向けることができるのもこのSWOT分析の良さです。

機会(Opportunity)

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機会はチャンスととらえることも出来ます。医療業界でいえば診療報酬改定などは、機械でもあり脅威でもあり上手く使えば非常にいいきっかけになります。そのほかにも、新しい先生が赴任した時や、新しい施設を建てたときなどあげてみるといろいろな機会が存在します。日頃から周囲に目を配りどのような事がおきているか気にしておく必要があります。

脅威(Threat)

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デジタル化が進みめまぐるしく変化が訪れる昨今において、自施設に対して様々な脅威が存在しています。近隣の新規施設の誕生、診療報酬改定、災害、風評など次々に脅威が訪れています。

自らの需要・市場の状況をしっかりと把握することで戦略をたて、目標設定や事業展開を検討することが出来ます。

立ち位置の重要性

「立つ場所を与えてくれれば世界を持ち上げてみせる」
アルキメデスの言葉です。
立つ場所⇒集中すべき分野
集中する分野が決まれば力を発揮することが出来るということです。
なんでもよくするではなくて、何をウリとして戦略を立てていくかという基本中の基本の重大な意思決定を行うことが出来ます。


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