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褒めて褒めて褒めまくって

自己肯定感がぐずぐずに崩れてどうしようもなくなることがしょっちゅうある。

そもそもそんなに自己肯定感も高くないし、根性も根気もない性分だから簡単に挫ける。
いつも挫折と隣り合わせで生きている。
というか、挫折風呂のなかから顔だけ出して、めそめそして、時々甘やかされて洗い場くらいまで出て、ちょっと頑張ってまた風呂に浸かるみたいなそんな感じ。

そんなだらしない性分でどうやって生きているのかと言えば、夫によって生かされている。
頑張れ、とか、すごいね、とか、かっこいい、とか、かわいい、とか、優しい、とか、おばさんじゃないよ、とか、とにかく褒めて甘やかしてもらう。そうしてなんとか息をふき返して正気をとりもどす。

それでも足りないときは子どもに催促したりもする。
「ハグして、ママはできるよっていって」
ってお願いする。
するとね、それはもう嬉しそうにハグしてくれるのだ。
もちろんリクエストの文言を添えて。
できる子たち。
もちろん私も褒める。
夫のことも褒めるし、子どもたちのことも褒める。
夫には「結婚してくれてありがとう!」「あなたが夫でよかった」あたりはしょっちゅう言っている。
何の脈絡もなく「ありがとう」と言ったりもする。
そこに居てくれることにありがとう。
子どもたちにも褒める。
かわいいとかカッコイイはもちろん言うし、かしこいとか天才とかできる子とか、いい足だねとか爪の形がきれいとか、なんでも思いついたらその場で褒める。
因みに、娘(6歳)は、世界中の女の子の中でいちばんかわいくて、息子(4歳)は世界中の男の子の中でいちばんかっこいくて、末っ子(1歳)は世界中の赤ちゃんの中でいちばんかわいい、のだ。

そうやって褒め合って暮らしているせいか、特に娘(6歳)は褒め上手。
ちょっと髪を巻けば
「すっごく可愛いね!!こんど幼稚園に来るときはそれで来てね」
とはじける笑顔で言ってくれる。
休日に夫が着替えたら
「パパすっごくかっこいいー!」
心底ほれぼれ、という表情で言っている。
いつだったか夫の散髪に娘が同行したときも、少しカットするごとに、
「すごーい!どんどんカッコ良くなってきた~♡」
と言い続けたらしい。
かわいい。

お互い褒めまくって暮らしているおかげで褒め上手になったのだとしたら、褒め上手な娘に褒められた娘のまわりの人たちは、もれなく皆さん褒め上手になって、娘のこともほめほめしてくれるのでは。
それってものすごく幸せなのでは。

と、素晴らしいことに気づいてしまったので、我が家の子育ての方針は褒めまくることで固まった次第。
どれだけ褒めてもらっても全然まだまだ褒められたいので、褒めに過剰摂取はない、ということは私で立証済み。

でも、褒めまくるけど、無駄叱りしちゃってるのもまた事実なのだよね。
毎日ぷんぷん、ぷんぷん母さんですよ。
やだやだ。
その話もまたいつか。

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