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しわすですしおすし

時間がない。
noteを書いている場合じゃないくらい時間がない。
締め切りが迫る仕事が二件、なる早で終わらせないといけない仕事が一件。
普通の人ならきっと焦るほどの納期でもないのだろうけど、いかんせん私の周りには24時間子どもがいる。
それらの他にも年賀状だの、サンタ業務だの、幼稚園の委員の仕事だの。そして冬休みに入ったら私は子どもたちの奴隷と化して精も根も尽き果てるのが目に見えているので、すべてにおけるリミットが20日ということだったりする。

夜、早く寝かせてPCの前に座るのだと意気込んだ時ほど子供は寝ない。
誰か一人が意味の分からない寝渋りをする。
もう百年くらい遊んでなかった積木になぜか熱中して、寝てる場合じゃないの、みたいな顔をする。
なんとかなだめてすかして、推して引いて、踊ったり歌ったりして、ああやっと寝た、と安堵した瞬間に今度は私に向かって睡魔はやってくる。
はっと目を覚まして、気が付けば23時半。
慌てて一階に降りてキーを叩きはじめた頃に、誰かしらが寝ぼけて泣いたりする。それにつられてもう一人がうるさいよーと言ったり泣いたりして、呼ばれてしまう。
ごめんごめん、ちょっとお仕事してたんだ、と謝りながら、背中をトントンして、やっとみんなが寝たのを確認して、もう一度PCの前へ。

4時半ごろ、やっと寝れると布団に潜り込んでしばらくしたら、昨夜寝渋らなかったおりこうさんの誰かがむっくり起きて、「おしっこ」と言う。
このまま起きられたら困るから、トイレを済ませたら「まだ夜だから寝ようね」と大ぼらをふいて、またもトントン。
私、一日に何回トントントントンしてるんやろうか。
寝付けないらしく、うとうとしてはかっと目を開いて、何事かを喋る、昨夜のおりこうさん。
寝ようね、とそのたび諭して、またトントン。
やっと寝た、と思った頃にはそろそろ起きなくちゃまずいな、となったりする。
もうなに。

そんな調子に加えて、末っ子が二日ほど前から咳をしている。
悪くなることはあってもよくなる気がしない感じのやつ。
ひどくなる前に病院に連れて行かないといけない。
拘束時間3時間ほどだろうか。12月だからもう少しかかるかな。

もし熱が出たら、誰かにうつったら、私の時計はすべて止まってしまう。
そう思ったら一分一秒が惜しくなる。
焦る気持ちで今、書いている場合ではないnoteを書いてるよ。

また読みにきてくれたらそれでもう。