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【推しの子】星野アイとアクア、ルビーの共通点

【推しの子】の主人公であるアクアとルビーは星野アイの双子の子どもであり、この2人はお互い前世の記憶を持って生まれました。アクアの前世は産婦人科医の雨宮吾郎(ゴロー)、ルビーの前世は難病患者の天童寺さりなでした。

この星野アイとゴロー、さりなの3人には共通点があります。3人とも母親からの愛情を受けずに育ってきたことです。

①星野アイ

星野アイは片親であり、しかも母親が窃盗で捕まっている間は施設で育ちました。なので父親の存在も知らず、母親からも愛情を受けずに育ってきたため人を愛した記憶も愛された記憶もないとの回想シーンがあります。

【推しの子】第1巻8話

②雨宮吾郎(ゴロー)

ゴローにはそもそも母親がいなませんでした。いなかったと言うよりもゴローの母親は出産時に生命の危機に陥り、ゴローの出産と引き換えに命を落としたのです。

その影響で本来なりたかっった外科医を諦めて、産婦人科医になりました。周囲の大人は母親想いだと喜びましたが、本人は複雑な心境でした。ゴローも星野アイと同じく母親の愛情を受けずに育ったのです。

【推しの子】第8巻75話
ゴロ ゴロ ゴロ ゴロ

③天童寺さりな

さりなの母親はもともと子ども想いでした。しかしさりなが難病であることを宣告されてから心が壊れ、次第にさりなと距離を置くようになりました。病気で弱っていく娘の姿を見るのがつらくなり、母親であるにもかかわらず見舞いに訪れることもなかったようです。

さりなは薄々母親が自分から距離を置いていることを気づいていましたが、病院では健気に振る舞っていました。しかし、最期まで母親はついに娘の前に姿をあらわしませんでした。母親は娘の訃報を遠く東京の自宅で知ったのでした。

【推しの子】第12巻119話

④謎の少女の意味深なセリフ

ここまで星野アイ、雨宮吾郎(アクア)、天童寺さりな(ルビー)の3人の過去と共通点について語ってきました。3人とも悲しい過去があったんですね。

最後に、転生したアクアとルビーの前に時折姿を見せる謎の少女の意味深なセリフを紹介します。

【推しの子】第8巻75話
同上

突然あらわれた謎のカラスの少女。このセリフはどういう意味なんでしょうね。つづきが楽しみです!

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