遍く現心

(レポートの供養)

草食動物とは、植物性の食物を摂取する動物を指す。草食動物の特性として、以下の特徴が挙げられる。目のつき方では、横向きになっており、爪は馬ようなひづめの形を成していた。実際にゾウやキリンなどは、足元を見るとひづめでありだった。そして、これらの草食動物は、長時間走ることができる。また、これらの動物を調べてみると、消化管が長いという共通した特徴が発見できた。加えて、肉食系の動物と比べて長時間走ることができるということや臼歯が発達していて、平たい形状の歯が多いことがわかった。

このことから考察する。草食動物の食物関連では、名のとおり草食を摂取する動物だから、植物の葉や根、茎、果実、幹などを摂取するだろう。また、肉食動物と異なり主食が食物のため消化しやすいタンパク質と比べ、消化しにくいことが考えられる。だから、まず平らな歯でしっかりと分解し、その細かく分解した植物を時間をかけてゆっくり消化するために消化管が長いと言うことが考察できる。

体関連では、肉食動物と比べて爪がひづめである。なぜならば、長時間走るための術であることが考察できる。また、目のつき方では、視界を広くするために横向きについていると考えられる。特に、天敵に気づくために横に目がついていると考える。

一方、肉食動物では、動物性の食物を摂取する動物を指す。肉食動物の特性として、以下の特徴が挙げられる。目のつき方では、前向きについており足元を見るとかぎづめであり、スピードは速いがスタミナがない。また、トラやヒグマ、タカなどを調べてみると消化管が短く、犬歯が発達していて臼歯は尖っている。

このことから考察する。肉食動物は、他の動物を殺して食べて生きていく。かぎづめである理由としては、一撃で仕留めるためだと考える。草食動物と異なる点はそこだ。生命を維持するためや他の動物を狩るために進化していったと考えられる。目のつき方では、狩りをするための邪魔にならないように前についている。なぜならば、特徴で挙げた「スピードは速いがスタミナがない」ということが絡んでくる。それは、狩りをする際、他の獲物に注意がされないいようにするためだ。肉食動物は、スピードが速いがためにすぐに他の動物に狙いを定めることは難しい。諺の「二兎追うものは、一兎も得ず」と言う言葉がある。これは、欲張って二つのことを一気にやろうとすると、返ってどっちとも失敗に終わると言う意味だ。だから、肉食動物は獲物一匹を確実に仕留めるために、目が前についていて、スピードが速いと考察できる。体の面では、草食動物と比べ、食べ物はタンパク質であり消化酵素がでてすぐに消化できるため消化管が短い。他に、犬歯が発達していて臼歯は尖っている理由としては、骨や固い部位などを噛み砕くために発達していると考えられる。

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