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衣・食・住生活、生活環境及び生活の質が健康に与える影響

遍く現心

『衣』生活では、熱中症と衣服の関わりや、衣服の機能や役割関係などがある。例えば、高齢者は、温度に対する感覚が弱くなるため、室内でも熱中症になりやすくなるため、臨機応変に対応し、あらゆるリスクを想定しつつ、適切に対処することが必要となってくる。
『食』生活では、食の歴史の変遷と食育指針、食と健康寿命の関わりりがある。例えば、今の自分の生活を振り返ってみて、外食の頻度は多くないが、中食の頻度が少し多いことに気づいたり、食生活指針を見て、自身の生活に取り入れていかければならないと思ったりした。
『住』生活では、住居の伝統や機能、災害に関する対処や構造がある。例えば、耐震、免震、制震構造である。それぞれの建物によってこの3つが使い分けており、高いビルなどは、揺れを免除(逃す)構造や制震では、一般的に広く使われている構造である。
『衣・食・住』のそれぞれに健康に与える影響が出ることは上記で書いた通りだ。しかし、全て個別に健康に与える影響だけしか書いていない。ここで、この3つを総括して健康に与える影響を考察すると、『衣・食・住』は綿密に関係しており互いに影響し合うことが分かる。例としてあげるならば、災害(地震)が起きた時の食料や津波によって濡れた服、住むところが無くなるなどといった被害が出る場合もある。このような時に、全てが関連して健康に被害を及ぼすと思う。だからこそ、また、看護師という立場は、健康のことに必然的に精通しておかなければならないと思う。
生活の質では、ヘルスプロモーションとQOLの繋がりを応用して、ヘルスプロモーションの根源の理念から様々な過程を経て、QOLに繋げることが出来る。だから、これらのQOLを相手に提供することで、生活の質の向上を図ることができ、必然的に健康にも良い影響を及ぼしてくれるはずだ。

2.看護学生として生活科学を学ぶ意義
私たち看護学生が生活科学を学ぶ意義として、2つある。1つ目は、自分自身が体験することだ。講義を聞いて、自分自身の『衣・食・住』を見直したり、それを改善し実施することでよりリアルな実体験を、患者に伝えることができ、参考にしてもらえることが1番大きな意義だと思う。2つ目は、生活化学の講義を聞くことにより、実体験の他に、歴史から学べることやそれを活かして未来に繋げていくことの手法を学んだ。また、それを患者や周りの人に伝えることが大切だ。また、このこと全てに共通することは、何かしらの科学的なアプローチの基本的特質があり、これらは、分析的、還元的である。そして、このような科学的アプローチや知見を応用し科学的に試行錯誤ことで生活を目で捕えることができるので、現場や実習で応用し、実践していきたい。

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