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夏の音・曲、そして『野球』で泣く

夏といえば…

夏は蝉の鳴き声がつきもの。季節を彩る音の代表格。

アブラゼミやクマゼミの耳をつんざくような鳴き声から茹だるような暑さを感じ、ヒグラシの鳴き声でなんだか物悲しくなる。

ミンミンゼミの声を聴き始めるとまだまだ暑いけれど秋を少し感じ始める。

「真夏のピークが去った」から始まるフジファブリックの『若者のすべて』が聴きたくなるのもこの頃です。


ハズせない名曲

花火の音。

カキ氷の氷をする音。

浜辺の波の音。

そんな夏を感じながら聴きたくなるのは

真心ブラザーズの『サマーヌード』

これはハズせません。

多くカヴァーされていることも名曲の証左ですが、やはり本家がベスト。


イントロクイズで勝てる

夏、ふとラジオから流れる、そのイントロの一音で何の曲かがわかる。

私にとってそんな一曲であるのが、

松任谷由実さんの『Hello, my friend』。

ドラマ『君といた夏』の主題歌ということでも懐かしさがありますが、切ない夏の時を想い歌う一曲です。


再び蝉の話

続いては槇原敬之さんの『Cicada』です。

Cicadaは蝉という意味。力強い蝉の気持ちに喩えた詩です。


どうしても伝えたい名曲

夏の音といえば忘れてならないのが、金属バットの快音。甲子園の高校野球です。

夏、ランチに、と入った食堂やラーメン屋では決まって高校野球が放送されていました。

試合中のチームが馴染みのない地域、高校であってもボールを打つ快音が聴こえると、そのテレビの方を食い入るように見つめたり、あるいはラジオへ耳を傾けたものです。

またブラスバンドや応援団、そして大勢の歓声。それらが一体となって夏を彩っていました。

いまは無観客なので以前とは少し趣が異なるものの、バットの快音、ゲームが動いた時に興奮する実況、ブラスバンドの演奏は健在です。

そして本日のトリ。

1番紹介したかったのが、ここ最近ラジオでも頻繁に流れている、くるりの『野球』。

『天理ファンファーレ』に合わせて往年の名選手から現役の選手まで多くのプロ野球選手が登場します。

そしてなんと引用のYouTube動画は公式MVだそうです。

静止画に歌詞のみが表記されていくので、まるでカラオケのVTRのようです。

表示される選手名は、在籍チームのチームカラーにちなんでいるというこだわりよう。

これは野球好きな人には堪りません。

好きでなかった人をも野球へと魅了する力さえもあるような一曲。

岸田さんは名曲をまたもや生み出されました。

聴いていくうちに楽しくなり、そして野球愛がビシビシ伝わって来ますし、目頭が熱くもなり、そして「ノムさんありがとう」のフレーズではついに涙腺崩壊してしまいます。


おわりに

まだまだ残暑厳しい折、なかなかこれまでのような夏を満喫は出来ませんが、夏を彩る音や楽曲を聴きながら愉しみつつ過ごしていきたいと思います。


おしまい


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